*当ブログはFX取引を推奨するものではありません。
DMMFXのスリッページについて知りたい方は必見。
この記事では、スリッページの原因や発生しやすい取引き、リスク回避のためのスリップ許容範囲の設定手順などを徹底解説します。
「スリッページって何?」
「発生するとダメなんですか?」
「リスクを回避する方法が知りたい」
スリッページとはレートの差(ズレ)です。
マイナスが発生するというリスクがあるので、対応方法を知っておかないと損しますよ。

記事の内容
- スリッページとは
- スリッページによるリスク
- 発生する原因
- スリッページが発生する取引
- DMMFXのスリッページ設定方法
- よくある質問
DMMFXのスリッページと損失回避方法が分かりますよ。
- スリッページで損失リスクが発生する
- 対策法はスリップ許容範囲の設定
- DMMFXのスリップ許容範囲の設定は簡単
DMMFX:基本情報
運営会社 | 株式会社DMM.com証券(DMM.comグループ) |
国内口座数 | 80万口座以上 |
スプレッド | 通常時0.2(ドル/円) |
取引通貨単位 | 10,000通貨 |
取扱い通貨ペア | 20種類 |
レバレッジ | 25倍 |
本社所在地 | 東京都中央区日本橋2-16-11日本橋セントラルスクエア2F |
設立 | 2006年12月6日 |
加入団体 | 日本証券業協会(協会員番号1105)/一般社団法人 金融先物取引業協会(協会員番号1145)/日本投資者保護基金/日本商品先物取引協会/一般社団法人 第二種金融商品取引業協会(協会員番号480) |
登録・許可 | 第一種金融商品取引業/第二種金融商品取引業/商品先物取引業/関東財務局長(金商)第1629号 |
備考 | 2万円キャッシュバックキャンペーンあり |
目次
スリッページとは
スリッページとは、FX取引きで注文を発注した際のレートと実際に注文が確定(約定)した際のレートの差(ズレ)のこと。
一般的に「滑る(すべる)」とも言われます。
DMMFXに限ったことではありませんが、FXではスリッページが発生するんです。
FXにおいてスプレッドとよく間違われやすいスリッページ。
簡単に言うと「スプレッド」は通貨ペアの差で「スリッページ」はタイミングによるレートの差です。
スリッページによるリスク
発生したスリッページによってこんなリスクが生じます。
スリッページによるリスク
- 不利なレートで取引確定
- 取引が成立しない
(例)1米ドル/円を100円で買い注文したのに、実際に取引きが確定した時のレートは1米ドル/円で100.1円だった場合
レートが滑っているので0.1円(10pips)のスリッページが発生したことになります。
発生したスリッページの0.1円はFX会社に支払うコストとなるので損失ですよね。
同様に滑ったことにより取引が成立しないというリスクも起こります。
スリッページの原因
FX取引においてスリッページが発生する主な原因は以下です。
スリッページの原因
- FX会社のタイムラグ
- ネットのタイムラグ
- FX会社の約定力
時間差によるタイムラグでスリッページが発生します。
例えば自分のパソコンから買い注文を発注して、FX会社のサーバーに注文が到着するほんのわずかな間にもズレが生じることもあるんです。
タイムラグ以外にもFX会社の注文を確定させる約定力が低いと、スリッページが発生しやすくなります。
ちなみにDMMFXの約定力はまあまあ高い方です。
その他にも約定力の高さで有名なFX業者は「マネーパートナーズ」「ヒロセ通商」あたりですね。
FX取引のシステム上、スリッページが起こらないFX口座はほぼ存在しません。
DMMFXでスリッページが発生する取引
DMMFXでは、以下のような取引の際にスリッページが発生する場合があります。
- ストリーミング注文
- 逆指値注文
取引⓵:ストリーミング注文
DMMFXでスリッページが発生する取引、1つめは「ストリーミング注文」です。
ストリーミング注文
リアルタイムのレートを好きなタイミングでクリックして発注する注文方法
リアルタイムで提示されているレートで注文する取引方法をストリーミング注文といいます。
成行(なりゆき)と似ていますが異なる注文方法です。
取引②:逆指値注文
DMMFXでスリッページが発生する取引、2つめは「逆指値注文」です。
逆指値注文
指定した値段以上になれば買い、指定した値段以下になれば売る注文方法
逆指値注文は文字通り通常の指値注文とは逆の取引き方法です。
買い注文で指定したレート以上になったり売り注文で指定したレート以下になるとスリッページが発生する場合があります。
スリッページ許容範囲の設定方法
スリッページが発生した場合の対策として、DMMFXではスリッページ許容範囲の設定ができます。
スリッページの許容範囲を設定することで損失リスクを減らせるので確認しておきましょう。
DMMFXのストリーミング注文で、設定したスリップ許容範囲を超えている場合は約定させないようにできるんです。
スリッページ設定について2つ解説していきますね。
- スリッページの設定手順
- スリッページの許容範囲
スリッページの設定手順
スリッページの設定方法は以下の手順でできます。
設定方法
- トレード画面左上の「Ξ」をタップ
- 「設定」をタップ
- 「注文設定」をタップ
- スリッページを設定
実際の画像を使って詳しく見ていきましょう。
⓵:DMMFXのトレード画面を開き、赤枠部分の「Ξ」をタップ
②:画面が進むので「設定」をタップ
③:設定項目が出てくるので「注文設定」をタップ
④:スリッページの許容範囲を設定し、右下の「設定」をタップ
これでスリッページの設定は完了です。
スリッページの許容範囲の目安
スリッページの許容範囲はどのくらいの数値で設定すればいいのかを解説します。
目安は以下のようになります。
- 値動きが小さい時:スリッページの許容範囲を小さく
- 値動きが大きい時:スリッページの許容範囲を大きく
値動きが大きく激しい時や、ポジションを早めに決済しないと損失が大きくなる時はスリッページが「0」だと約定できないこともあるんです。
DMMFXのスリッページでよくある質問
DMMFXのスリッページに関してよくある質問をまとめました。
- スリッページの許容範囲がゼロでも約定しますか?
- 指値注文でもスリッページは発生しますか?
回答と合わせて確認しておきましょう。
質問1:スリッページの許容範囲がゼロでも約定しますか?
ゼロでも約定します
取引参加者がいてイベントや大きな災害などがないような通常時であれば問題なく約定します。
しかし大きな事故や経済指標の発表時などは、スリッページの許容範囲を広げておかないと取引が成立しない場合が多いですよ。
質問2:指値注文でもスリッページは発生しますか?
スリッページは発生しません
指値注文では、原則として指定したレートで約定するためスリッペー
【DMMFXのスリッページとは】リスクを回避する許容範囲の設定方法:まとめ
ではDMMFXスリッページのポイントをおさらいします。
ポイント
- スリッページで損失リスクが発生する
- 対策法はスリップ許容範囲の設定
- DMMFXのスリップ許容範囲の設定は簡単
FX取引のリスク回避対策としてスリッページ許容範囲の設定はしておくべきです。
取引で損失を少しでも減らしたい方は、忘れずに設定しておきましょうね。
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