投資信託「ニッセイ外国株式インデックスファンド」のメリットとデメリットを知りたい方は必見。
この記事では、ファンドの良いところと悪いところ、特徴をまとめて解説します。
運用を始める前にデメリットを見ておかないと後悔するかもしれませんよ。

記事の内容
- ニッセイ外国株式インデックスファンドとは
- デメリット
- メリット
- 特徴
ニッセイ外国株式インデックスファンドが自分に向いているのかが分かります。
メリット | デメリット |
運用コストが安い | 短期間では資産が増えにくい |
手間がかからない | 元本割れの可能性 |
分散投資になる | 連動指数以上の利益は期待できない |
安定的に拡大 | |
購入時・換金時の手数料が円 |
特徴
- 低コスト
- 先進国経済と連動
- 長期投資で増えやすい
ニッセイ外国株式インデックスファンドを扱っていて、無料で口座開設できる証券会社
証券会社 | 特徴 |
松井証券 | 還元率が高い/投信毎月現金還元サービス |
マネックス証券 | 毎日積み立て可/高機能トレードツール |
SBI証券 | Tポイント貯まる/クレカで購入できる |
楽天証券 | 楽天ポイント貯まる/楽天カード決済可 |
目次
ニッセイ外国株式インデックスファンドとは
ニッセイ外国株式インデックスファンドとは、簡単にいうと先進国の経済と連動する投資信託商品。
手数料が安くて根強い人気のあるニッセイの投資信託です。
ニッセイ外国株式インデックスファンド:基本情報
名称 | 購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド |
基準価額 | 25,176円 |
純資産総額 | 約3,889億円 |
運用会社 | ニッセイアセットマネジメント株式会社 |
電話番号 | 0120-762-506 |
運用管理費用(信託報酬含む) | 0.1023% |
購入時手数料 | 0円 |
投資先 | 日本を除く主要先進国の株式 |
属性 | 追加型投信/海外/株式/インデックス型 |
設立日 | 2013年12月10日 |
決算日 | 11月20日 |
運用方針 | MSCIコクサイインデックスに連動する投資成果を目標とした運用 |
*2022年7月5日時点
投資信託説明書(請求目論見書)にも記載されていますが、基準価額の値動きが「MSCIコクサイインデックス指数」に連動するよう運用されているインデックス型ファンドです。
MSCIコクサイインデックス指数とは
日本を除く先進国の株価動向を示す代表的な指数
ニッセイ外国株式インデックスファンドの主な投資先の先進国
- アメリカ
- イギリス
- フランス
- スイス
- カナダ
- ドイツ
- オランダ
ニッセイ外国株式インデックスファンドのデメリット
ニッセイ外国株式インデックスファンドのデメリット
- 短期間では資産が増えにくい
- 元本割れの可能性あり
- 連動指数以上の利益は期待できない
デメリット⓵:短期間では資産が増えにくい
ニッセイインデックスを3年以上積み立て運用している僕のデータからも言えますが、運用を始めてしばらくはあまり増えません。
なぜなら最初はまだ「複利(ふくり)」の力が小さいからです。
複利とは、運用で得た利益を再投資して元本を大きくして運用するというもの。
つまり短期間での資産の大幅な増加はほぼ期待できないということです。
デメリット②:元本割れの可能性あり
ニッセイ外国株式インデックスファンドに限らず、投資信託は「元本割れ」するリスクがあります。
元本割れ(がんぽんわれ)とは
自分が支払った投資金額より資産が減ってしまうこと
以下のように購入した額より価値が下がるような元本割れの場合はマイナスとなります。
投資信託を10万円分購入
評価額が9万円に下落
元本割れで1万円の損失
デメリット③:連動指数以上の利益は期待できない
ニッセイ外国株式インデックスファンドは、日本を除く先進国の株価指数に沿った運用を行っているので、利益も指数と近い数値になりやすいんです。
つまり指数とかけ離れて爆上がりという状況は期待できません。
とはいえニッセイ外国株式インデックスファンドは、インデックス型ファンドの中でもリターンの期待値は高い方です。
ニッセイ外国株式インデックスファンドのメリット
ニッセイ外国株式インデックスファンドのメリット
- 運用コストが安い
- 手間がかからない
- 分散投資になる
- 安定的に拡大
- 購入時・換金時の手数料が0円
メリット⓵:運用コストが安い
ニッセイ外国株式インデックスファンドは手数料や信託報酬が安いので、資産運用にかかる費用を抑えられます。
信託報酬「0.1023%」は、他と比較してもかなり低コスト。
たとえばiFreeレバレッジNASDAQ100の信託報酬は「0.99%」で、ニッセイ外国株式インデックスの方が10倍ほど安いんです。
メリット②:手間がかからない
デイトレーダーのようにチャート画面に張り付いて、株を売ったり買ったりする必要はありません。
例えば積み立て運用するなら、最初に毎月の購入金額など積み立て設定をしておけばあとは自動でやってくれます。
ほったらかしで資産運用できるので手間がかかりません。
他のことに時間を使えるのは大きなメリットですね。
メリット③:分散投資になる
ニッセイ外国株式インデックスファンドは、個別株のように1つの銘柄に投資するのではなく「日本を除く先進国」の株が投資対象。
つまり、分散していろんな銘柄に投資されるので「リスクも分散される」と言えます。
メリット④:安定的に拡大している
ニッセイ外国株式インデックスファンドは、設立された2013年以来ずっと資金流入されています。
分かりやすくいうと開始から現在まで純資産は順調に増えていて、安定的な運用ができているということです。
設立時 | 2022年2月9日時点 | |
純資産総額 | 0.58億円 | 3,662億円 |
メリット⑤:購入時・換金時の手数料が0円
文字通り購入時と換金時の手数料は無料。
買うときも解約するときも手数料無料で費用は一切かかりません。
ニッセイ外国株式インデックスファンドの特徴
特徴
- 低コスト
- 先進国経済と連動
- 長期投資で増えやすい
特徴⓵:低コスト
メリットでもお伝えしましたが、ニッセイ外国株式インデックスファンドはとにかく低コスト。
もともと投資信託の中でもインデックス型のファンドは手数料や信託報酬が安いんです。
そんなインデックスファンドの中でも、ニッセイ外国株式インデックスファンドの安さは信託報酬を比べてみると分かります。
インデックス型ファンド | 信託報酬(税込) |
ニッセイ外国株式インデックスファンド | 0.1023% |
ニッセイ・TOPIXインデックスファンド | 0.154% |
楽天・全米株式インデックスファンド | 0.132% |
ニッセイ外国株式インデックスファンドが1番安いわけではありませんが、信託報酬の安さはトップクラスです。
特徴②:先進国経済と連動
ニッセイ外国株式インデックスファンドはMSCIコクサイインデックスと呼ばれる「日本を除く先進国の株価指数」との連動を目指しながら運用されています。
先進国経済は成長しているので、同じようにニッセイ外国株式インデックスファンドに投資した資産も成長が期待できるんです。
特徴③:長期投資で増えやすい
過去のデータを見ると「基準価額」「純資産総額」ともに設立時より上昇し続けていることが分かりますね。
これまで一時的な下落もありますが、複利の力もあり長期的には価額が上がっています。
このデータから言えるのは、少し下がってもすぐ売らずに長期保有した方が増えやすいということ。
口コミや評判でも、「長期的に見るとほぼ確実にプラス」などの意見が多くありました。
【そんな特徴があるの?】ニッセイ外国株式インデックスファンドのメリットとデメリット:まとめ
ではニッセイ外国株式インデックスファンドのメリットとデメリットをおさらいします。
メリット | デメリット |
運用コストが安い | 短期間では資産が増えにくい |
手間がかからない | 元本割れの可能性 |
分散投資になる | 連動指数以上の利益は期待できない |
安定的に拡大 | |
購入時・換金時の手数料が0円 |
特徴
- 低コスト
- 先進国経済と連動
- 長期投資で増えやすい
手数料が安く運用コストが抑えられるのは大きなメリット。
ニッセイ外国株式インデックスファンドは、短期間で大きく儲けたい人には向いていません。
長期目的にコツコツ資産を増やしたい人にはオススメですよ。
ニッセイ外国株式インデックスファンドを扱っていて、無料で口座開設できる証券会社
証券会社 | 特徴 |
松井証券 | 還元率が高い/投信毎月現金還元サービス |
マネックス証券 | 毎日積み立て可/高機能トレードツール |
SBI証券 | Tポイント貯まる/クレカで購入できる |
楽天証券 | 楽天ポイント貯まる/楽天カード決済可 |
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