【見えない費用に注意!】iFreeレバレッジNASDAQ100の手数料を徹底解説

iFree レバレッジ NASDAQ100(投資信託)

【見えない費用に注意!】iFreeレバレッジNASDAQ100の手数料を徹底解説

*当ブログは投資信託を推奨するものではありません。

大和アセットマネジメントの投資信託「iFree(アイフリー)レバレッジNASDAQ(ナスダック)100」の手数料について知りたい方は必見。

この記事では、手数料金の目安や内訳の詳細、他との比較まで徹底的に解説します。

 

iFreeレバレッジNASDAQ100に実際に投資している僕が、手数料について分かりやすくお話しますね。

 

記事の内容

  • 手数料内訳
  • 見えない費用
  • 手数料比較
  • 手数料は高いのか

 

運用する前に知っておくべき手数料の目安や隠れた費用が分かりますよ。

 

手数料内訳

販売手数料(買付手数料)最大2.2%
信託報酬0.99%(税込)
信託財産留保額(解約手数料)なし

 

見えない手数料

売買委託手数料0.038%
その他費用0.142%

 

iFreeレバレッジNASDAQ100の手数料が高いかどうかはどんな投資信託と比較するかや投資の内容によります。

インデックス型ファンドと比較するなら高いですが、レバレッジがさらにかかったアクティブ型ファンドと比べたら安いです。

 

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目次

iFreeレバレッジNASDAQ100の手数料内訳

iFreeレバレッジNASDAQ100の手数料

 

投資信託にはさまざまな費用が発生します。

iFreeレバレッジNASDAQ100の場合、基本的な手数料とその他の手数料がかかります。

手数料がかかるほど得られる利回りは小さくなるので、運用する前に必ず知っておくべきですよ。

 

iFreeレバレッジNASDAQ100の手数料内訳

販売手数料(買付手数料)最大2.2%
信託報酬0.99%(税込)
信託財産留保額(解約手数料)なし

この3つは交付目論見書にもしっかりと記載されています。

 

販売手数料(買付手数料)

販売手数料とは、購入時に発生する手数料のこと。

ちなみにこの手数料は、最大の2.2%以内なら販売会社が自由に決めることができます。

 

信託報酬(運用管理費用)

信託報酬とは、運用額に応じて保有中に発生する管理費用のこと。

信託報酬は毎日計上され、毎計算期間の最初の6か月終了日に信託財産から支払われます。

 

iFreeレバレッジNASDAQ100の信託報酬は年間で0.99%(税込)です。

しかし運用報告書を確認してみると、実際の信託報酬は0.993%(税込)となっていました。

他の投資信託も同じですが、多少のズレが出てきます。

 

【見えない費用に注意!】iFreeレバレッジNASDAQ100の手数料を徹底解説

 

信託報酬「0.993%」の内訳

投信会社0.480%
販売会社0.480%
受託会社0.033%

 

0.993%というと100万円で9,930円の信託報酬というわけです。

順番にサクッと解説していきますね。

 

投信会社(0.480%)

投信会社への報酬「0.480%」とは、以下のような作業委託に対する報酬対価です。

  • ファンドの運用と調査
  • 受託会社への運用指図
  • 基準価額の計算
  • 法定書面等の作成

 

販売会社(0.480%)

販売会社への報酬「0.480%」とは、以下のような作業委託に対する報酬対価です。

  • 運用報告書等の送付
  • 口座内でのファンドの管理
  • 購入後の情報提供

 

受託会社(0.033%)

受託会社への報酬「0.033%」とは、以下のような作業委託に対する報酬対価です。

  • 運用財産の管理
  • 委託会社からの指示の実行

 

信託財産留保額(解約手数料)

iFreeレバレッジNASDAQ100には、信託財産留保額はありません。

「その前に信託財産留保額って何?」と思いますよね。

信託財産留保額とは簡単に言うと、解約手数料のことで解約してもお金はとられないということです。

 

iFreeレバレッジNASDAQ100の見えない費用

iFreeレバレッジNASDAQ100の手数料

 

iFreeレバレッジNASDAQ100の見えない手数料

売買委託手数料0.038%
その他費用0.142%

 

*運用報告書(2019年10月19日~2020年10月19日)

【見えない費用に注意!】iFreeレバレッジNASDAQ100の手数料を徹底解説

一見すると分かりませんが、運用報告書を見てみるとしっかり記載されています。

 

「信託報酬」の0.993%と「売買委託手数料」「その他費用」を合わせた合計手数料は1.172%となっています。

1.172%というと100万円で11,720円の合計手数料というわけです。

 

僕も最初は、え?信託報酬の0.99%だけじゃないの?と思いました。

 

手数料を詳しく知るために、隠れた費用でもある「売買委託手数料」と「その他費用」を見ていきましょう。

 

売買委託手数料(0.038%)

売買委託手数料とは、有価証券等の売買取引の際に仲介人に支払う手数料のこと。

この費用はiFreeレバレッジNASDAQ100に投資している人の信託財産から支払われるため、間接的に支払うコストといえます。

 

その他費用

運用に関連して発生するコストのうち、大きく分類されない費用はまとめて「その他費用」に含まれています。

実態が分からない使途不明金のようなイメージがありますね。

 

その他費用「0.142%」の内訳

保管費用0.001%
監査費用0.007%
その他0.134%

 

保管費用(0.001%)

保管費用の「0.001%」とは、以下のような作業にかかる費用です。

  • 海外の保管銀行に支払う有価証券の保管
  • 資金の送金
  • 資産の移転

 

監査費用(0.007%)

監査費用の「0.007%」とは、ファンドの監査にかかる費用で監査法人等に支払います。

 

その他(0.134%)

その他費用の「0.134%」とは、信託事務の処理等に関するその他の費用だそうです。

具体的な詳細は記載がありません。

 

手数料比較

iFreeレバレッジNASDAQ100の手数料比較

 

iFreeレバレッジNASDAQ100の手数料は高いと言われているので、他の投資信託と手数料を比較してみました。

 

NASDAQ100指数に連動する投資信託の手数料

ファンド信託報酬(税込)
eMAXIS NASDAQ100 インデックス0.44%
NZAM・ベータ NASDAQ1000.4433%
iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス0.495%
インデックスファンド NASDAQ100(アメリカ株式)0.584%
iFreeレバレッジ NASDAQ1000.99%
T&D ダブルブル・ベア・シリーズ71.034%
NASDAQ100 3倍ブル1.52375%以下
NASDAQ100 3倍ベア1.52375%以下

上4つの「インデックス型ファンド」の信託報酬は、他と比べると安いですね。

また、レバレッジがかかってくる「アクティブ型ファンド」になると信託報酬が高くなっていることが分かります。

一般的に市場との連動を目指すインデックス運用(市場と同等)は「分析や選定などのプロセスが少なく報酬は安め」と言われています。

 

反対に成果を狙うアクティブ運用は「分析や銘柄の入れ替え、売買が多くコストがかかるため手数料が高い」と言われているんです。

ちなみにiFreeレバレッジNASDAQ100のようなアクティブ運用は、利益も狙えますが損失も大きくなりやすいというリスクがあるのでお忘れなく。

 

実際のところ手数料は高いのか

iFreeレバレッジNASDAQ100の手数料

 

iFreeレバレッジNASDAQ100は手数料が高いのか。

口コミでも「レバナスの手数料は高い」という意見があります。

 

しかし結局のところ、手数料が高いかどうかはどの投資信託と比較するかや運用方法によります。

インデックス型ファンドと比較すれば高いですが、レバレッジがさらにかかったアクティブ型ファンドと比べたら安め。

 

投資信託を運用する際には「優先順位」を決めておくといいですよ。

  • リターン
  • 手間
  • 投資先の種類
  • 市場との連動性
  • 手数料

手数料だけを考えるならeMAXISSlim米国株式(S&P500)のような「ノーロード」とよばれる手数料無料の投資信託商品がおススメ。

ただしiFreeレバレッジNASDAQ100は、手数料よりも投資先の種類や大きなリターンが見込めるという点で人気なんです。

 

【見えない費用に注意!】iFreeレバレッジNASDAQ100の手数料を徹底解説:まとめ

【見えない費用に注意!】iFreeレバレッジNASDAQ100の手数料を徹底解説

 

ではiFreeレバレッジNASDAQ100の手数料についておさらいします。

 

手数料内訳

販売手数料(買付手数料)最大2.2%
信託報酬0.99%(税込)
信託財産留保額(解約手数料)なし

 

見えない手数料

売買委託手数料0.038%
その他費用0.142%

 

手数料が高いかどうかはどんな投資信託と比較するかや投資の内容によります。

インデックス型ファンドと比較すると高いですが、レバレッジがさらにかかったアクティブ型ファンドと比べれば安いと言えそうです。

iFreeレバレッジNASDAQ100を扱っていて、無料で口座開設できる証券会社

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松井証券手数料が安い/取引ツール内容が充実
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