*当ブログはテオドコモを推奨するものではありません。
「テオドコモの手数料は高いらしい」
「料金体系が知りたい」
「他社と比べてどうなの?」
ロボアド投資のTHEO+docomo(テオプラスドコモ)の手数料を詳しく知りたい方は必見。
この記事では、カラーパレットによる割引システムや他社との比較結果、いつ引き落とされるかなどを解説します。
記事の内容
- カラーパレットとは
- 手数料の支払日
- 本当に高いのか検証
- 高いと言えない理由
THEO+docomoの手数料が高いのか得なのかが分かりますよ。
ロボアド投資の手数料比較
THEO+docomo(テオドコモ) | 最大1.10%(税込・年率) |
WealthNavi(ウェルスナビ) | 0.99~1.1% |
楽ラップ(楽天) | 0.97~6.36% |
ON CONPASS(マネックス) | 1.0075% |
THEO+docomoの手数料が高くない理由
- 他社と同等の手数料
- 膨大な取引き量とコスト
- dポイントの恩恵
- 節税機能
ちなみに僕の運用実績でもトータルで利益が出ています。
テオdocomo:基本情報
運営会社 | 株式会社お金のデザイン |
対象年齢 | 20歳以上 |
手数料 | 最大1.10%(税込・年率) |
最低投資可能額 | 1万円~ |
特徴 | AIロボアド資産運用 |
dポイントが貯まる | |
メンテナンスはお任せ | |
投資一任契約 |
結論からいうと
THEO+docomoの手数料は高いと言えません。
なぜならTHEO+docomoと同じ運用を自分で行うと膨大な取引量にお金や手間がかかり、同じロボアド資産運用の他社と比較しても手数料にはほとんど差がないからです。
またdポイントの付与などの付加価値も考えると逆に安いとも言えるんです。
しかし口コミや評判では「手数料が高い」と声を揃えたように言われています。
THEO+docomoの手数料システム「カラーパレット」の詳細から詳しく見ていきましょう。
目次
THEO+docomoの手数料割引「カラーパレット」とは
注意ポイント
2023年1月1日以降にTHEO+docomoを新規申込みされる方は、「THEO Color Palette(手数料割引)」の適用対象外となります。
手数料体系、カラーパレット(Color Palette)とは
一定の条件を満たすことで手数料が割引になるシステムのこと
利用状況に応じて自動的に手数料が最大35%OFFまで割引されていくんです。
ちなみに事前のエントリーなどは必要ありません。
- 概要
- 適用条件
- 対象期間
- 基準額
- 注意点
カラーパレットの概要
カラーパレットによる割引システムで手数料が安くなります。
割引した場合も含めたTHEO+docomoの手数料は「最大1.10%(税込・年率」となります。
注意ポイント
2023年1月1日以降にTHEO+docomoを新規申込みされる方は、「THEO Color Palette(手数料割引)」の適用対象外となります。
カラーパレットの適用条件
THEO+docomoのカラーパレットが適用され、手数料が割引される条件について見ていきましょう。
まず適用条件の大前提として「dカード GOLD」を保有する必要があります。
大前提の必須条件
カラーパレットの割引を受けるには「dカード GOLD」保有が必須
dカードGOLD:基本情報
名称 | dカード GOLD |
年会費 | 11,000円(税込) |
買い物で貯まる | 100円で1ポイント(1%) |
公共料金の支払いで貯まる | 100円で1ポイント(1%) |
ドコモ携帯代で貯まる | 1,000円で100ポイント(10%) |
その他特典 | 各種保険 / 利用額に応じたクーポンGET / dカードケータイ補償 / お買い物安心保険 / カード紛失盗難補償 / 旅行先でのサポートデスク / 海外緊急サービス / 空港ラウンジの利用など |
ポイントの使い道 | ローソンやマツキヨ、マクドナルドなど各加盟店/アマゾンや楽天、メルカリなど各通販サイト |
年会費の1万円がネックに感じますが、ドコモ携帯を使っていて仮に毎月の携帯代が4,000円なら年間4,800ポイントがもらえます。
公共料金や普段の買い物と合わせると年会費よりお得になりやすいんです。
THEO+docomoの手数料も安くなるので、僕もdカード GOLDを作って使っています。
dカードGOLDを保有するなど、カラーパレットの適用には4つの条件があります。
手数料割引きの条件
- dカードGOLDの保有
- 毎月1万円以上の積み立て設定
- 口座から出金していない
- おつり積み立ての設定
カラー対象期間
割引システム(カラーパレット)のカラー対象期間は、3か月ごとに適用条件の達成や合計資産額を集計して反映されます。
対象期間
- 4月 ~ 6月
- 7月 ~ 9月
- 10月 ~ 12月
- 1月 ~ 3月
図のように、3か月周期で条件が反映し適用されるんです。
例(4月~6月)
- 預かり資産額が1万円を超えた
- 出金していない
- 積み立て継続していた
- おつり積み立て設定していた
4月~6月の間にカラーパレット「ブルー」の条件を達成すると、7月~9月のカラーはブルーが適用されます。
同様に7月~9月にグリーンの条件をクリアすると、10月~12月のカラーはグリーンとなります。
カラー基準額
カラー基準額とは、運用平均額のことです。
運用開始から対象期間内の月末までの入出金の総額を足して3で割った金額で求められます。
例
- 3月に開始して10万円入金
- 4月:積立入金2万円
- 5月:積立入金2万円
- 6月:積立入金2万円
この場合、以下のようになります。
4月預け入れ資産 | 12万円 |
5月預け入れ資産 | 14万円 |
6月預け入れ資産 | 16万円 |
カラー基準額
12+14+16÷3 = 14万円
ちなみにカラー基準額の計算にはおつり積立額も含まれます。
カラーパレットの注意点
THEO+docomoのカラーパレットの注意点を見ていきましょう。
内容によっては手数料割引の対象外となる場合もあるので気をつけておきましょうね。
注意事項
- 積み立て判定は引き落し日が基準
- 残高不足で引き落しできない場合は積み立て実績なし
- ネット環境や銀行状況で引き落しが遅くなる場合がある
積み立ての判定は引き落し日が基準となります。
例
積み立て引き落し日 | 入金日 | 積み立て実績 |
2/26 | 3/1 | 2月分の実績 |
手数料割引の対象外
- 名義の貸し借りが発覚した
- 口座解約手続きされている
- 対象期間内に1度でも出金した
- 積み立て設定がOFF
- 入金実績がない
- 期間内にdカードGOLDを解約した
- 期間内にdカードおつり積み立て設定を解除した
THEO+docomoの手数料はいつ支払うのか
手数料は月初に支払います。
THEO+docomoの手数料は期間内でカラーパレットをもとに計算され算出された運用報酬額が、月初にTHEO+docomoの口座から引き落とされるんです。
手数料の確認方法
- 「その他」
- 「お知らせ」
- メッセージを開く
保管されている届いたメッセージをタップすると、手数料の確認ができますよ。
THEO+docomoの手数料は高いのか検証
THEO+docomoの手数料は高いのか、以下の2点で検証していきます。
- 他社との比較
- 取引き内容
検証1:他社との手数料を比較
他のロボアド資産運用サービスと手数料を比較しました。
ロボアド投資の手数料比較
THEO+docomo(テオドコモ) | 最大1.10%(税込・年率) |
WealthNavi(ウェルスナビ) | 0.99~1.1% |
楽ラップ(楽天) | 0.97~6.36% |
ON CONPASS(マネックス) | 1.0075% |
比較検証すると、他社とTHEO+docomoではそれほど手数料に差がないことが分かりました。
しかしカラーパレットの手数料割引サービスがあるので、THEO+docomoはむしろ安いと言えますね。
検証2:膨大な取引き内容
THEO+docomoは利益を確保し損失を減らすために数多くの売買取引を繰り返しています。
- リバランス
- リアロケーション
- リクリエーション
- リプロファイリング
それぞれ分かりやすくいうと
- 投資配分の調整
- 投資ETFと配分見直し
- 市場変化に適応
- 年齢に合わせた投資配分
これら全てTHEO+docomoがお任せで行ってくれているんです。
この他にも、世界中のデータをAIが判断して下落リスクを予想して損失を回避する取引なども行ってくれています。
以下の画像は僕が運用しているTHEO+docomoが1ヶ月で行った自動取引の内容です。
同様の取引き履歴があと3ページ分あるほどの膨大な取引量だということが分かりますよね。
この量の売買取引を本業しながら副業で行うとなると、相当の時間と知識が必要となります。
また普通の証券会社で同じように頻繁な取引を行った場合、取引き手数料がTHEO+docomoより高くなる可能性も十分ありますね。
THEO+docomoの手数料が高くない理由
高くない理由
- 他社と同等の手数料
- 膨大な取引き量とコスト
- dポイントの恩恵
- 節税機能
理由1:他社と同等の手数料
同じロボアドを採用している他社との手数料比較は説明した通り。
手数料金の差はほとんどなく、カラーパレットの割引システムを考えると他社よりも支払う手数料は安くなるのでTHEO+docomoの手数料は高くないと言えます。
THEO+docomo(テオドコモ) | 最大1.10%(税込・年率) |
WealthNavi(ウェルスナビ) | 0.9%~1.14% |
楽ラップ(楽天) | 0.99% |
ON CONPASS(マネックス) | 0.925% |
理由2:膨大な取引量とコスト
THEO+docomoと同様の資産運用を個人で行うには取引量が膨大すぎてほぼ不可能。
サラリーマンが副業で行うならなおさらです。
また一般的な証券会社の取引にかかる手数料を考えると、THEO+docomoの手数料は高くないと言えます。
理由3:dポイントの恩恵
THEO+docomoでは、口座内の預かり資産額に応じてdポイントが毎月どんどん貯まっていきます。
- ドコモ回線:1万円につき1.5ポイント
- 非ドコモ回線:1万円につき1ポイント
ドコモ回線を使っていない方でも、年間でこれだけのdポイントが資産運用しながら貯まるんです。
運用手数料はかかりますが、dポイントまでもらえて自動で資産運用してくれるのでお得。
dポイントの恩恵を考えると、THEO+docomoの手数料は高くないと言えます。
理由4:節税機能
THEO+docomoには「THEO Tax Optimizer」という2019年6月から実装された独自の節税機能があります。
この自動税金最適化サービスでは、利益や損失を相殺して支払い税額の負担を減らすことが可能なんです。
【THEO+docomoの手数料は高い?】カラーパレットの詳細と検証結果を解説:まとめ
ではTHEO+docomo手数料についておさらいします。
ロボアド投資の手数料比較
THEO+docomo(テオドコモ) | 0.715~1.1% |
WealthNavi(ウェルスナビ) | 0.99~1.1% |
楽ラップ(楽天) | 0.97~6.36% |
ON CONPASS(マネックス) | 1.0075% |
THEO+docomoの手数料が高くない理由
- 他社と同等の手数料
- 膨大な取引き量とコスト
- dポイントの恩恵
- 節税機能
注意ポイント
2023年1月1日以降にTHEO+docomoを新規申込みされる方は、「THEO Color Palette(手数料割引)」の適用対象外となります。
THEO+docomoの手数料は、ロボアド運用の同業他社と比較してもほぼ同じ。
膨大な取引き量やコストを考えるとむしろ安いとも言えそうです。
THEO+docomo:関連記事
関連カテゴリー