この記事で分かること
- THEO+docomoの解約方法
- 解約後の流れと注意点

この記事では、THEO+docomoの解約方法と手順、解約の際に気を付けるべき注意点を解説します。
THEO+docomoを解約する前に確認しておいてください。
記事の内容
- THEO+docomoの解約方法
- 解約後の流れ
- 解約での注意点
- よくある質問
目次
【THEO+docomoの解約手順】流れと注意点を詳しく解説
THEO+docomoを使って資産運用してみたけど、やめたくなった時は解約しちゃいましょう。
解約の理由はこのあたりでしょうか。
- 思ったより儲からない
- ドコモを解約した
- まとまったお金が必要になった
- 他で資産運用する
3と4の理由なら迷わず解約しましょう。
2の理由なら、ドコモを使っていなくてもTHEO+docomoで資産運用はできるので、もう少し考えてみましょう。
しかし、1の理由なら儲かるかは運用期間によるので要検討。
なぜならTHEO+docomoに限らず、資産運用は積み立てたり長期での運用をした方が利益が出やすいからです。
2~3年で決断するのは早いかもしれません。
ちなみに「長期投資は失敗しにくい」というデータは金融庁からも発表されています。
THEO+docomoの解約手順
検討した結果、やっぱりTHEO+docomoを解約するという方は解約手順を参考にしてください。
テオdocomoの解約には3つの方法があるのでそれぞれ見ていきましょう。
3つの解約方法
- 運用開始前の解約手続き
- 運用開始後の全額出金
- 運用開始後の解約手続き
THEO+docomoの解約はどの方法でも5分ほどしかかかりません。
また書類を用意したりする必要もなく解約ができます。
解約方法1:運用開始前の解約手続き
THEO+docomoの解約方法、1つめは「資産運用を始める前の解約手続き」です。
THEO+docomoの口座を開設して、まだ運用を開始する前に解約する場合は以下の手順となります。
THEO+docomoは口座内の残高が1万円以上になると自動的に資産運用が始まります。
解約の流れ
- お問い合わせフォームをタップ
- メールアドレス・氏名など入力
- 「出金・解約について」を選択
- お問い合わせ内容に進む
- 解約の旨を入力して「登録」へ
口座を開設したけど運用する前にやめる場合は、上記のように「お問い合わせフォーム」からとなります。
解約方法2:運用開始後の全額出金
THEO+docomoの解約方法、2つめは「運用開始後の全額出金」です。
THEO+docomoの口座を開設して、資産運用後に全額出金する場合は以下の手順で解約となります。
解約の流れ
- 出金をタップ
- 「全額を出金したい方はこちら」をタップ
- 口座解約を申し込む
- 再確認画面で「口座解約」
解約が完了したら、メールで通知が届きます。
解約方法3:運用開始後の解約手続き
THEO+docomoの解約方法、3つめは「運用開始後の解約手続き」です。
THEO+docomoの口座を開設して、運用後に解約手続きする場合は以下の手順となります。
解約の流れ
- ログインしてマイページ
- 「THEO+docomoの方はこちら」をタップ
- dアカウントでログイン
- dアカウントとパスワードを入力
- 上部の「Ξ」をタップ
- 「設定」をタップ
- 「口座解約はこちら」
- 解約画面で手続き
解約手続き画面では今後のスケジュールが表示されます。
確認してから解約を完了させましょう。
THEO+docomo解約後の流れ
THEO+docomoを解約した後の流れについて解説していきます。
解約後の流れ
- およそ7営業日後にお金が還付
- ETFは全て売却される
- 翌月末にログイン不可
順番に見ていきましょう。
お金の還付
THEO+docomoを解約した後は、およそ7営業日後にお金が振り込まれて還付されます。
資産を受け取るためには、事前に返却してもらう銀行口座を指定しておく必要があるのでお忘れなく。
返却用口座を設定する方法は以下です。
設定方法
- メニュー上部の「Ξ」
- 「その他」をタップ
- 「ユーザー設定」へ進む
- 「出金先口座」を設定
ETFは全て売却
THEO+docomoを解約すると、保有していたETF(上場投資信託)は早ければその日の夜に全て売却されます。
ETFだけ残して資産運用することはできません。
また、解約での売却で利益や配当金が発生した場合、運用時と同様に課税の対象となります。
ログイン不可となる
THEO+docomoを解約すると、翌月末には完全にアカウントが削除されるのでマイページにログインできなくなります。
そのため、確定申告に必要な運用に関する書類も見れなくなります。
解約後はログインできなくなる前に必要書類をダウンロードしておきましょう。
ダウンロード手順
- マイページの上部メニューをタップ
- 運用報告書類をタップ
- 必要な書類をダウンロード
⓵:マイページの赤枠部分をタップ
②:運用報告書類をタップ
③:必要な書類を選択しダウンロード
ダウンロードしたら印刷して保管しておきましょう。
THEO+docomo解約での注意点
THEO+docomoを解約する際の注意点を解説します。
注意点
- ドコモ口座には返却できない
- 翌年まで口座を開設できない
- 積立設定の停止を忘れないように
それぞれ見ていきましょう。
注意点1:ドコモ口座に返却不可
THEO+docomo解約時の注意点、1つめは「ドコモ口座には返却できない」ことです。
THEO+docomo利用中は入金先や出金先の口座として「ドコモ口座」が使えます。
しかし、解約時だけは資産返却用の口座にドコモ口座を指定することはできません。
THEO+docomo運用中に、ドコモ口座を利用していた方は最後だけ違う口座を指定する必要があります。
注意点2:翌年まで口座開設不可
THEO+docomo解約時の注意点、2つめは「翌年までは口座開設できない」ことです。
一度解約すると、やっぱりTHEO+docomoの運用を始めたいと思っても年内は口座開設できません。
運用できるようになるのは翌年の1月1日以降となります。
軽い気持ちで解約して後悔しないように注意しておきましょう。
注意点3:積立設定を停止
THEO+docomo解約時の注意点、3つめは「積立設定を忘れずに停止にしておく」ことです。
THEO+docomo運用中に毎月の積立設定をONにしていた方は忘れずに設定をOFFにしましょう。
積立OFFを忘れると、THEO+docomo解約後も積立額が引き落とされてしまいます。
積立解除の方法は、上部タブの「積立」をタップしてOFFにするだけ。
救済措置として、仮に引き落とされても後日返金されます。
THEO+docomoの解約でよくある質問
最後にTHEO+docomoを解約する際によくある質問と回答をお話します。
- ドコモだけ解約したらどうなるの?
- 解約時期によって違約金は発生するの?
- 海外赴任したら解約しなきゃいけないの?
回答と合わせて確認しておきましょう。
質問1:ドコモだけ解約したらどうなるの?
THEO+docomoの運用は続けたいけどドコモの携帯だけ解約したらどうなるの?
回答
運用内容は変わらず、手数料などの変更点があります
ドコモだけ解約した場合、資産運用の内容は引き続きtheoが行うため変更はありません。
dポイントやカラーパレットによる手数料割引などの変更点は以下です。
解約前 | 解約後 | |
dポイント報酬(1ヶ月) | 運用額1万円で1.5ポイント | 運用額1万円で1ポイント |
おつり積立 | 利用可 | 利用不可 |
ドコモ口座 | 利用可 | 利用不可 |
カラーパレット | 割引あり | 割引なし |
質問2:解約時期によって違約金は発生するの?
THEO+docomoって年数の縛りとかあって、時期によっては違約金が発生したりするの?
回答
違約金は発生しません
THEO+docomoには年数の縛りなどはなく、いつでも解約できるのでいつ解約しても違約金などはかかりません。
また、振込手数料や解約手数料なども発生しません。
質問3:海外赴任したら解約しなきゃいけないの?
仕事の都合で海外に転勤した場合、THEO+docomoの運用は続けられないの?
回答
運用は続けられないので解約しないといけません
海外に赴任するなど、日本の法令の定める「非居住者」になった場合は、THEO+docomoを継続して利用することはできません。
口座解約の手続きをする必要があります。
【THEO+docomoの解約手順】流れと注意点を詳しく解説:まとめ
ではこの記事のポイントをまとめます。
ポイント
- THEO+docomoの解約は3パターン
- 解約でお金はかからない
- ドコモが無くてもTHEOの運用は可能
THEO+docomoの解約は、手数料などかからず書類を用意する必要もありません。
解約する場合は、あとで後悔しないように考えたうえで手続きを進めましょう。
THEO+docomo以外の資産運用を見たい方は資産運用の記事一覧をチェックしてみてください。