*当ブログは不動産投資を推奨するものではありません。
不動産投資のメリットとデメリットを詳しく知りたい方は必見。
この記事では、不動産投資で知っておくべき7つのメリットと7つのデメリット、後悔しないための3つのコツを解説します。
自動的に家賃収入が入ってくる不労所得は、不動産投資の大きなメリットの1つ。
しかし空室リスクやローン金利など知っておくべきデメリットもあります。
記事の内容
- 7つのメリット
- 7つのデメリット
- 後悔しないための3つのコツ
知らないと後悔する不動産投資の良いところと悪いところが分かりますよ。
メリット | デメリット |
家賃収入 | 空室リスク |
売却益 | ローン金利 |
資産性がある | 固定資産税 |
生命保険代わり | 手続きが面倒 |
年金代わりになる | 修繕の必要がある |
レバレッジがきく | 災害のリスク |
節税効果がある | 確定申告が必要 |
後悔しないためのコツ
- セミナーや面談に参加する
- 情報収集する
- ローン返済額と賃料を計算する
目次
不動産投資の7つのメリット
不動産投資のメリット
- 家賃収入
- 売却益
- 資産性がある
- 生命保険代わり
- 年金代わりになる
- レバレッジがきく
- 節税効果がある
メリット1:家賃収入
やはり不動産投資の1番大きなメリットといえば毎月の家賃収入ですね。
何もしなくても自動的に入ってくる家賃は不労所得そのもの。
会社員でも不動産オーナーになれるので、本業以外にも副収入が入ってきて余裕ができます。
メリット2:売却益
購入して所有物となった投資物件は、自由に売却することができます。
購入価格より高い価格で売却できれば、その分利益も出ますよね。
仮に購入価格と同じくらいの価格で売れたとしても、それまでの家賃収入分はまるまる利益となります。
メリット3:資産性
購入した物件は所有するオーナーの資産です。
住居用の賃貸として貸し出すだけでなく、いろんな用途として使えるのが良いところですね。
- 自分の家族や知り合いの住まい
- 店舗として活用
- 更地にして駐車場
このように形を変えて収入を得ることもできるので、まさに不動産はお金を生む資産といえますね。
メリット4:生命保険代わり
投資用の不動産をローンで購入する場合、必ず「団体信用生命保険(団信)」に入る必要があります。
この団信は生命保険の代わりになるので「仮に自分が大きな事故にあって高度な障害が残って働けなくなった場合」などは、残りの返済額が全て団信の保険料から支払われます。
返済が困難になった場合でも、残された家族に借金が残ることはありません。
メリット5:年金代わり
仕事を定年退職したあとは年金を受給して暮らしていくことになります。
しかし正直いって年金制度には不安しかありませんよね。
投資用不動産からの家賃収入があれば、年金と同じように働かなくても自動的に入ってくる収入源となるんです。
メリット6:レバレッジがきく
不動産投資はレバレッジ(てこの原理)がきく投資、つまり少ない資金で大きな運用ができる投資なんです。
投資用不動産の購入時は、銀行などの融資でローンを組むことがほとんどなので頭金などの自己資金が少なくてすみます。
ローンを返済しながら家賃収入という利益を得られるので、銀行の融資が通りやすいサラリーマンには有利な投資と言えますね。
メリット7:節税効果
不動産投資を始めたら確定申告が必要になります。
確定申告では不動産投資にかかったお金を経費として計上できるので節税できることもあります。
僕は会社員の給料と合わせて以下のような経費を申告して還付金が戻ってきましたよ。
- 減価償却費
- ローン金利
- 交通費
- 司法書士費用
- 固定資産税
- 都市計画税
- 修繕費など
僕の体験談ですが、不動産投資1年目の確定申告の手続きに慣れていなくて苦戦しました。
不動産投資の7つのデメリット
不動産投資のデメリット
- 空室リスク
- ローン金利
- 固定資産税
- 手続きが面倒
- 修繕の必要がある
- 災害リスク
- 確定申告が必要
デメリット1:空室リスク
部屋に住む入居者さんがいない状態(空室)だと、当然ですが毎月の家賃収入は入ってきません。
ローンを組んで不動産物件を購入した場合は、毎月のローン支払いがそのまま赤字となってしまいます。
空き部屋対策の1つとしてサブリースを入れるという手段もありますね。
サブリース
サブリース=家賃保証制度
管理会社を仲介することで入居者の家賃支払いの有無にかかわらず、手数料を引かれた金額が家賃収入として入る仕組みのこと
サブリースを入れると家賃収入がゼロにはなりませんが、手元に入ってくる金額が手数料を引かれた分だけ少なくなります。
デメリット2:ローン金利
投資用不動産は高額な物件がほとんど。
軍資金がたくさんある人でも、物件を一括で購入するより手元にキャッシュを残してローン返済していく方が無難と言われてます。
不動産投資では修理のための急な出費など何が起こるか分からないし、生活資金も必要だからです。
ちなみにローンを組んで返済すると金利分の金額が上乗せされるので、最終的な返済額は金利分だけ多くなります。
デメリット3:固定資産税
車を持っていると毎年税金がかかるように、不動産を所有していると毎年「固定資産税」を支払う必要があります。
利益が目減りしてしまいますが、確定申告で経費計上することで多少は還元されるので申告をお忘れなく。
固定資産税
毎年1月1日の時点でマンションや土地など不動産を所有している全ての人にかかる税金のこと
デメリット4:手続きが面倒
実際に不動産投資を始めてみて分かりましたが、いろいろ必要な手続きが多くて面倒でした。
契約に必要な書類を揃えたり、売買契約や銀行の融資などやることがたくさん。
手続きが終われば何もしなくても家賃収入が入ってきますが、最初の手続きは手間がかかります。
デメリット5:修繕の必要がある
新築で購入した物件でも必ず時間とともに経年劣化していきます。
劣化して老朽化した部分があれば、修繕工事をしないと入居者さんがつきにくく空室リスクが高まります。
物件の築年数によっては修繕の費用も考えておかないといけません。
小さな破損やメンテナンスの費用は物件の所有者であるオーナーが支払います。
老朽化による大規模な修繕工事も必要になるので、修繕積立金も忘れずに貯めておきたいですね。
修繕積立金
不動産物件の大規模な修繕には多額の費用がかかるため、毎月一定額を修繕工事用としてオーナーが支払い積み立てておくお金のこと
デメリット6:災害のリスク
災害によるリスクもデメリットです。
台風被害や洪水など天災とよばれるものに直撃すると、所有している不動産はお金を稼げなくなります。
大規模な修理も必要になりますね。
デメリット7:確定申告が必要
先ほども少しお話しましたが、不動産投資では不動産所得用の確定申告が必要です。
慣れてくればいいのですが、最初のうちは分からないことも多くハッキリ言って手続きが面倒。
毎年しなければいけないので年度末は少し大変かもしれません。
不動産投資で後悔しないための3つのコツ
不動産投資で絶対に失敗しない、必ず成功するという秘策はありません。
しかし少しでも失敗して後悔というリスクを減らすためのコツがあるので見ていきましょう。
後悔しないためのコツ
- セミナーや面談に参加する
- 情報収集する
- ローン返済額と賃料を計算する
コツ1:初心者向けセミナーや面談に参加する
素人が何も分からずに不動産投資を始めるのは、失敗しやすいので危険です。
まずは不動産投資の基本的な知識や仕組みを理解してからの方がいいですよ。
コツ2:情報収集する
不動産投資の流れを理解したら、次に投資用物件の購入を検討します。
しかし良い物件ではない限り即購入するのは失敗するリスクが高いのでやめておきましょう。
しっかり物件や周辺状況などの情報収集をしてからの方が後で後悔しませんよ。
ポイント
- 物件の最寄り駅
- 鉄道沿線の土地価格(路線価)
- 電気、ガス、水道のメーター
- 周辺地域全体の治安
- 修繕履歴
- 管理会社の情報
考えずにすぐ契約してしまって不動産投資で失敗した友人の事例もあるので、慎重に考えてからにしてくださいね。
コツ3:ローン返済額と賃料を計算する
毎月のローンの返済額と家賃収入額は必ず計算しましょう。
収入額より返済で出ていくお金が多いと常に赤字の不動産経営となります。
〇 | ローン返済額<家賃収入 |
× | ローン返済額>家賃収入 |
中にはこのような投資用物件もあり、不動産営業マンに「節税対策です」「保険代わりです」などと丸め込まれないように注意してくださいね。
よく考えれば分かりますが、常にマイナス計上では資産運用ではなく負債運用になってしまいますよ。
【後悔したくないなら必読!】不動産投資のメリットとデメリットを分かりやすく解説: まとめ
では不動産投資のメリット・デメリットをおさらいします。
メリット | デメリット |
家賃収入 | 空室リスク |
売却益 | ローン金利 |
資産性がある | 固定資産税 |
生命保険代わり | 手続きが面倒 |
年金代わりになる | 修繕の必要がある |
レバレッジがきく | 災害のリスク |
節税効果がある | 確定申告が必要 |
後悔しないためのコツ
- セミナーや面談に参加する
- 情報収集する
- ローン返済額と賃料を計算する
不動産投資は自動的に入ってくる家賃収入が魅力的ですが、空室リスクやローン金利など短所もあります。
失敗して後悔しないためにも、メリットとデメリットをしっかり把握できる不動産投資セミナーなどで知識をつけてからにしたいですね。
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