【日本取引所グループ：8697】長期保有向きの株！潰れないと言われるJPXの今後

順調に株価が上昇している銘柄「日本取引所グループ（8697）」について知りたい方は必見。

この記事では、メリットやデメリット、口コミや今後の見通しなどについて解説します。

日本取引所G株を保有している僕なりに、分かりやすく初心者向けにお話しますね。

日本取引所グループの株を買うべきかどうかの判断材料として読んでみてください。

個人的には「購入時から大きく値上がりしている」「株取引がある限り必要な会社」と感じているので、業績に注目しつつ長期保有していきたい銘柄です。

日本取引所グループの投資経過

＊2024年1月13日時点

メリット・デメリット

口コミ・評判

日本取引所グループ（8697）を扱っていて、無料で口座開設できる証券会社

これまでの投資運用実績

日本取引所グループの株を買ったのは2023年の2月でした。

株価1,967円のときに100株を旧NISA口座で購入。

画像の2024年の1月7日時点では、1株3,005円となっているので103,800円の含み益となっています。

写真は実際に送られてきた期末配当金と中間配当金の計算書。

 2023年2月に日本取引所グループを100株購入してからこれまで受け取った配当金の総額は6,800円です。

これまでの受け取り配当金額

日本取引所G株のメリット

⓵：会社が潰れにくい

 日本取引所グループは「日本一潰れない」とも言われるぐらい倒産しにくい会社とされています。

理由としては

• 国内唯一の取引所でライバル不在
• 株式の売買取引がある限り売上がでる

ことなどが挙げられます。

また、潰れにくい上場企業なので長期保有に向いている株とも言えそうですね。

②：株価が上昇している

日本取引所グループの株価チャートを見ると、上下動はあるものの長期的に株価が右肩上がりとなっています。

順調に推移している点を見ても、長期保有しておきたい銘柄だと個人的に感じます。

③：株などの売買取引がある限り売上が出る

一般的に上場企業は、景気変動や業績悪化により売上が下がったり営業利益がマイナス計上になることもあります。

しかし日本取引所グループの場合、上場している企業の業績が上がっても下がっても株の売買取引がある限り売上が出ます。

この点は大きな強みと言われていますね。

日本取引所グループの営業利益のメインは株などの売買取引手数料。

2024年から新NISAが始まることで市場がさらに活性化すれば、売買代金も増えて業績は上昇していくと見られています。

また売買取引だけでなく、企業の新規上場時や毎年かかる上場維持手数料でも日本取引所グループは収益を得ています。

日本取引所G株のデメリット

⓵：配当利回りが低い

日本取引所グループは配当利回りが低いです。

配当金額は1株当たり63円と決して少なすぎることはありませんが、株価が上昇している点もあり配当利回りは低くなっています。

2024年1月12日時点では配当利回り「1.82％」と2％をきっている状態。

個人的には配当よりも安定性があると考えて保有していますが、高配当株だけでいいという方にはオススメできない銘柄です。

②：株主優待制度の廃止

日本取引所グループにはクオカードがもらえる優待制度がありましたが、2025年3月でこの株主優待を廃止すると発表しました。

株を保有している立場からすると残念ですね。

しかし、海外投資家からすると株主優待の恩恵はもともと得られないので、国外からの買いが入りやすくなりグローバルな銘柄になるとも言われています。

株主優待は廃止になりますが、自己株式取得（自社株買い）などの株主還元策はこれまで実施されています。

③：急成長は期待できない

日本取引所グループの今後の見通しとして「大きな急成長はあまり期待できない」という意見があります。

理由としては

• 日本の人口減少
• 利益が横ばい状態
• 海外事業等の売上がない

などが言われていて、財務ハイライトを見ても「営業収益」「当期利益」は過去5年で横ばい状態です。

ただし「新NISAのスタート」や「日本市場には海外投資家も多く参加している」ので、ゆるやかに伸びていくという意見もあります。

日本取引所G株の口コミ・評判

掲示板やSNSなどの書き込みから3つピックアップしたので紹介していきますね。

⓵：配当金推移は不安定

「日本取引所グループの配当金は安定していない」という口コミがいくつかありました。

配当状況を見てみると、安定しているとは言えなさそうです。

しかし記念配当を出ている年もあるので、実質的には大きな減配はないように思えます。

②：株主優待のクオカードが嬉しい

日本取引所グループの株を保有していると株主優待としてクオカードがもらえます。

コンビニで使えるから嬉しいという口コミがありました。

ちなみに保有期間によってクオカードの金額がグレードアップします。

ただしデメリットでお話したように、2025年の3月で優待制度は終了するのでクオカードももらえなくなります。

③：セキュリティやシステム障害対策で費用が膨らむ

「日本取引所グループは経費がかかっている」という意見もありました。

株式の売買取引においてセキュリティやシステム障害対策は重要で、そのためのコストが当然必要となります。

ただし個人的には、正直どこの企業でも大事な部分でしっかりお金をかけるべきだと感じます。

実際に1秒間で100万回の取引きが行われていると言われ、それだけ大量の取引きを高速で行えるシステム管理にはお金がかかるわけですね。

日本取引所グループ（8697）：基本情報

日本取引所グループ（8697）：基本情報

＊営業利益や総資産などは2022年度通期決算短信より抜粋

日本取引所グループは、東京証券取引所や大阪取引所等を運営する国内唯一の総合取引所グループです。

略称は「JPX」でプライム市場に上場、日経平均を算出する日経225の構成銘柄となっています。

【日本取引所グループ：8697】長期保有向きの株！潰れないと言われるJPXの今後：まとめ

では日本取引所グループ（8697）についてまとめます。

日本取引所グループの投資経過

＊2024年1月13日時点

メリット・デメリット

口コミ・評判

株の売買取引がある限り潰れないと言われる日本取引所G株。

個人的には「購入時から大きく値上がりしている」「株取引がある限り必要な会社」だと感じています。

業績に注目しながら、株価が下落すれば買い増しも考えつつ、引き続き長期保有していきたい銘柄です。

日本取引所グループ（8697）を扱っていて、無料で口座開設できる証券会社

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