配当利回りが高い人気の日本株「ソフトバンク(9434)」について知りたい方は必見。
この記事ではメリットやデメリット、口コミや今後の見通しなどについて解説します。
記事の内容
- 投資運用実績
- メリット
- デメリット
- 口コミ・評判
- 基本情報
ソフトバンクの株を買うべきかどうかの判断材料として読んでみてください。
個人的には「配当利回りが良い」「今後の業績も上昇する見込み」と感じているので、事業の動向に注目しつつ長期保有しておきたい銘柄です。
ソフトバンクの個人的評価
項目 | 評価 |
配当金 | 3.5点 |
配当利回り | 5点 |
安さ | 4点 |
株主優待 | なし |
長期保有 | 4点 |
投資実績
購入額 | 134,400円(100株) |
評価額 | 193,550円 |
株価 | 1,935.5円 |
配当金 | 86円 |
配当利回り | 4.44% |
PER | 18.2倍 |
PBR | 3.84倍 |
累計配当金額 | 46,650円 |
権利確定月 | 9月・3月 |
優待合計 | なし |
保有期間 | 5年7ヶ月 |
*2024年7月28日時点
良いところ・悪いところ
良いところ | 悪いところ |
配当利回りが高い | 配当性向が高い |
利益や売上高が好調 | 自己資本比率が低い |
配当金額の推移が上昇 | 携帯電話料金値下げによる赤字 |
口コミ・評判
- 今後の展望は株価上昇
- 下落するから買ってはいけない
- 国内初の社債型種類株式を発行
ソフトバンク(9434)を扱っていて、無料で口座開設できる証券会社
証券会社 | 特徴 |
松井証券 | 手数料が安い/取引ツール内容が充実 |
マネックス証券 | 毎日積み立て可/高機能トレードツール |
SBI証券 | クレカ積立の還元率が高い/手数料が安い |
楽天証券 | 手数料が安い/楽天ポイント貯まる・使える |
目次
これまでの投資運用実績
ソフトバンクの株を買ったのは2018年12月。
株価が1株1,344円のときに100株をNISA口座で購入、2023年の11月10時点で株価は1,765円となっているので配当金を抜きにして42,100円の含み益となっています。
こちらは2023年6月に送られてきた配当金計算書です。
中間配当金として4,300円が振り込まれました。
2018年にソフトバンクを100株購入してからこれまで受け取った配当金の総額は46,650円です。
これまでの受け取り配当金額
2019年6月 | 3,750円 |
2019年12月 | 4,250円 |
2020年6月 | 4,250円 |
2020年12月 | 4,300円 |
2021年6月 | 4,300円 |
2021年12月 | 4,300円 |
2022年6月 | 4,300円 |
2022年12月 | 4,300円 |
2023年6月 | 4,300円 |
2023年12月 | 4,300円 |
2024年6月 | 4,300円 |
合計 | 46,650円 |
ソフトバンク株の良いところ
ソフトバンク株の良いところ
- 配当利回りが高い
- 利益や売上高が好調
- 配当金額の推移が上昇
⓵:配当利回りが高い
ソフトバンクは「高配当株」「配当利回りが高い株」とされている人気銘柄のひとつ。
配当利回りは4%を超えれば高配当株と言われていて、画像の2023年11月25日時点でのソフトバンクの配当利回りは「4.86%」です。
株価の上昇や下落によって配当利回りは変わりますが、以前は配当利回り6%超えの時期もあったソフトバンク。
個人的には今後の株価推移によって買い増しを考えていきたい銘柄です。
②:利益や売上高が好調
ソフトバンクの直近の2023年度第2四半期決算を見ると、前年同期に比べて業績は好調。
2023年11月14日には「株価:1,781.5円」と上場来高値を更新し、2024年7月28日時点では「株価:1,935.5円」とさらに上昇しています。
業績が好調で株価が上がった利用としては、展開する5事業のうち4事業が増益したことが考えられます。
ソフトバンクの傘下であるYahooのメディアEC事業やLINE関連のサービスが成長。
さらに先行投資していたPayPayなどのファイナンス事業は、前年同期比プラス190%の増収となり、回収段階に入ったとの見方があります。
③:配当金額の推移が上昇
画像のように年間の受取配当金額は、減配することなくゆるやかに上昇。
現在のソフトバンクの配当金は86円なので、100株保有していれば年間に8,600円の配当金がもらえます。
さらに配当金以外の株主還元として、自社株買い(自己株式取得)も実施しています。
ソフトバンク株の悪いところ
ソフトバンク株の悪いところ
- 配当性向が高い
- 自己資本比率が低い
- 携帯電話料金値下げによる赤字
⓵:配当性向が高い
日本株の配当性向の平均が「約30%」と言われている中で、ソフトバンクの配当性向は「80%前後」なので高い割合と言えます。
配当性向とは、会社の当期純利益のうち配当金にどのくらい充てたかの指標のこと。
一般的に配当性向の数字が高いほど配当金額も高くなりやすいので、株主からすると嬉しい面があります。
配当性向が低すぎると配当金が少なくなりやすいのですが、高すぎてもリスクが高くデメリットという意見も。
なぜなら、利益のうち会社に残る資金が少なくなるので、今後の経営状態が危ないという見方ができるからです。
②:自己資本比率が低い
ソフトバンクの自己資本比率は15%と低い数値。
業種にもよりますが、自己資本比率の目安は「40%以上なら安心」とされています。
一般的に自己資本比率が低いと「将来性が不安」「余力が少ないと設備投資できない」など経営面においてのマイナスが考えられます。
ただしソフトバンクの場合、ずっと自己資金ではなく他己資金で運営している会社。
実際に有利子負債も増えていますが資産も増えているので、自己資本比率を低くしている経営戦略とも言えそうです。
③:携帯電話料金値下げによる赤字
ソフトバンクの直近決算では5事業のうち4事業が黒字とお話しました。
唯一赤字となっている1事業がコンシューマ事業(通信事業)です。
メイン事業とも言える通信がなぜ損失となっているのか、一時的に売上が下がった理由は携帯電話料金の値下げが大きいとされています。
しかしソフトバンクのモバイル売上高を見ると、赤字幅は順調に減少してきているようですね。
マイナスは底打ちという意見もあり、今期の下期は前年同期比でやっと増収となりプラスになる見込みと言われています。
ソフトバンク株の口コミ・評判
ソフトバンク株の口コミ・評判
- 今後の展望は株価上昇
- 下落するから買ってはいけない
- 国内初の社債型種類株式を発行
掲示板やSNSなどの書き込みから3つピックアップしたので紹介していきますね。
⓵:今後の展望は株価上昇
ソフトバンクの今後の展望としては、株価が少しずつ上昇していくだろうと言われています。
理由としては
- PayPayの売上が好調
- Yモバイルの契約者が増えている
- LINEなどの子会社の伸びしろがある
- 携帯電話料金値下げによる赤字の底打ち
などが挙げられます。
とくにPayPayの売り上げは好調です。
口コミでもソフトバンク株は将来性もあり上がっていく銘柄という良い評判を多く見ました。
②:下落するから買ってはいけない
ソフトバンクは上昇する見込みという意見がある一方で「これからは下落するから買ってはいけない」という口コミもありました。
下がりそうと言われる理由としては、定期的に多額のコストがかかるとされているためです。
ソフトバンクに限らずNTTやKDDIなどの通信事業は「3G → 4G → 5G」と進化するたびに基地局などに大きな設備投資費用がかかるという特徴があります。
設備投資は事業を成長させるために必要ですが、懸念材料という見方もあるようです。
③:国内初の社債型種類株式を発行
最近では2023年11月に国内初の社債型種類株式の発行が話題となりました。
社債型種類株式とは「社債の面を持ちながら東証に上場することで株式のように売買できるもの」とされています。
口コミではソフトバンクが今後成長するための投資資金を確保する目的で発行したと言われていました。
ソフトバンク(9434):基本情報
ソフトバンク(9434):基本情報
会社名 | ソフトバンク株式会社 |
株価 | 1,935.5円 *2024年7月28日時点 |
売上高 | 6兆840億円 |
営業利益 | 8,760億円 |
純利益 | 4,890億円 |
資本金 | 2,043億900万円 |
設立 | 1986年 |
決算期 | 3月 |
本社所在地 | 東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝 |
業種 | 情報・通信業 |
*売上高や営業利益などは2024年5月発表決算短信より抜粋
ソフトバンクと言えば孫正義氏で有名。
「ソフトバンク」「ワイモバイル」を展開する国内大手の通信事業者で、近年は「ヤフー」「ZOZO」「ペイペイ」など通信事業以外も強化。
日経平均株価を算定する日経225銘柄に選ばれています。
【ソフトバンク:9434】人気の高配当株!売上が下がった理由や今後の展望を解説:まとめ
ではソフトバンク(9434)についてまとめます。
ソフトバンクの個人的評価
項目 | 評価 |
配当金 | 3.5点 |
配当利回り | 5点 |
安さ | 4点 |
株主優待 | なし |
長期保有 | 4点 |
投資実績
購入額 | 134,400円(100株) |
評価額 | 193,550円 |
株価 | 1,935.5円 |
配当金 | 86円 |
配当利回り | 4.44% |
PER | 18.2倍 |
PBR | 3.84倍 |
累計配当金額 | 46,650円 |
権利確定月 | 9月・3月 |
優待合計 | なし |
保有期間 | 5年7ヶ月 |
*2024年7月28日時点
良いところ・悪いところ
良いところ | 悪いところ |
配当利回りが高い | 配当性向が高い |
利益や売上高が好調 | 自己資本比率が低い |
配当金額の推移が上昇 | 携帯電話料金値下げによる赤字 |
口コミ・評判
- 今後の展望は株価上昇
- 下落するから買ってはいけない
- 国内初の社債型種類株式を発行
直近の業績が好調で、配当金も多くもらえるソフトバンク株。
個人的には「配当利回りが良い」「今後の業績も上昇する見込み」と感じています。
事業の動向に注目しながら、株価が下落すれば買い増しも考えつつ、引き続き長期保有していきたい銘柄です。
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