【高配当株の商船三井:9104】メリット・デメリット!実際の投資実績と口コミを解説

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【高配当株の商船三井:9104】メリット・デメリット!実際の投資実績と口コミを解説

*当ブログは個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

高配当で人気の日本個別株「商船三井(9104)」について詳しく知りたい方は必見。

この記事では、実際に保有している投資実績や受け取った配当金、メリットデメリットを分かりやすく解説します。

 

商船三井の株を保有している僕なりに、分かりやすく初心者向けにお話しますね。

 

記事の内容

  • 投資運用実績
  • メリット
  • デメリット
  • 口コミ・評判
  • 基本情報

 

商船三井株を購入するかどうかの目安として読んでみてください。

個人的にはかなりの含み益が出ていて配当金も多くもらえる銘柄だと感じているので、状況を見ながら長期的に保有していく予定です。

 

商船三井の個人的評価

項目評価
配当金4.5点
配当利回り4点
安さ4点
株主優待3.5点
長期保有3.5点

 

投資実績

購入額1,043,598円(300株)
評価額1,433,000円
株価4,810円
配当金180円
配当利回り3.74%
PER8.1倍
PBR0.74倍
累計配当金額137,000円
配当権利確定月9月・3月
優待クルーズ船割引券・国内フェリー割引クーポン、カタログギフト
保有期間1年10ヶ月

*2024年7月23日時点

 

メリット・デメリット

メリットデメリット
高配当業績変動リスク
自己資本比率40%超え配当性向が低い
株主優待でクルーズ船に安く乗れる長期保有には向いていない

 

口コミ・評判

  • 大金がもらえる
  • 純利益が爆上がり
  • 3社統合事業「ONE」が売上の柱

 

商船三井(9104)を扱っていて、無料で口座開設できる証券会社

証券会社特徴
松井証券手数料が安い/取引ツール内容が充実
マネックス証券毎日積み立て可/高機能トレードツール
SBI証券クレカ積立の還元率が高い/手数料が安い
楽天証券手数料が安い/楽天ポイント貯まる・使える

 

目次

これまでの投資運用実績

商船三井株のこれまでの投資経過

 

商船三井の株を買い始めたのは2022年9月、株価が3,630円のときに100株を購入しました。

そこから「3,010円」「3,796円」で100株ずつ買い増しして平均取得価額は1株あたり3,476円。

商船三井300株は図の2023年11月6日時点で1,142,700円の時価評価額となり、およそ99,000円の含み益です。

 

これまでの受け取り配当金

日付配当金
2022年11月30,000円(100株)
2023年6月52,000円(200株)
2023年11月22,000円(200株)
2024年6月33,000円(300株)
合計137,000円

 

商船三井株のメリット

商船三井の業績と株価の推移

 

商船三井株のメリット

  • 高配当
  • 自己資本比率が40%超え
  • 株主優待でクルーズ船に安く乗れる

 

⓵:高配当

銘柄配当利回り
1位:商船三井(9104)17.38%
2位:日本郵船(9101)16.78%
3位:NSユナイテッド海運(9110)8.94%
4位:乾汽船(9308)8.80%
5位:三井松島ホールディングス(1518)8.39%
6位:川崎汽船(9107)7.49%
7位:西松建設(1820)7.03%
8位:日本たばこ産業(2914)7.03%
9位:石油資源開発(1662)7.00%
10位:ミズホメディー(4595)6.76%

商船三井と言えば高配当と言われるほどで、高配当株ランキングでも上位に入ることが多い人気株の一つです。

時期によって順位は変わりますが、2023年1月27日時点の配当利回りランキングでは商船三井が第1位でした。

 

商船三井の配当金額の推移

配当金の推移を見てみると2021年から急激に増配しているのが分かります。

2021年度は過去最高の利益が出たので配当金も急上昇。

2022年度(2022年9月と2023年3月の合計額)の配当額は1株あたり550円となっています。

つまり100株保有で55,000円の配当金がもらえることになりますね。

ただし、もちろん減配することもあり2024年3月時点では、年間配当220円となっています。

 

なぜ商船三井は配当利回りが高いのでしょうか。

理由はいくつかありますが、ザックリまとめると

  • 配当方針
  • 大きな利益を出せた
  • 株価に対して配当金が急上昇

などがあげられます。

 

②:自己資本比率が40%越え

商船三井の総資産の推移

 

商船三井の純資産や自己資本比率の推移を見てみると、順調に伸びていて2021年度の純資産は2兆6,867億円。

業績が不安定と言われる商船三井ですが、企業の安全性の指標とされる自己資本比率が約47%まで上がっていますね。

自己資本比率の目安としては、業種にもよりますが「40%以上なら安心」と言われています。

 

③:株主優待でクルーズ船に安く乗れる

商船三井の株主優待

 

商船三井の株主優待は船関係の割引サービス。

株を保有していれば優待でクルーズ船の旅に出られます。

また、優待をもらえる対象者は「1年以上継続保有」と保有期間の制限もありません。

 

商船三井の株主優待

にっぽん丸さんふらわあ
対象3月期・9月期に100株以上保有9月期に100株以上保有
発行時期6月下旬と11月下旬(年2回)11月下旬(年1回)
100株~1,499株保有2枚1枚
1,500株~2,999株保有4枚2枚
3,000株以上6枚3枚

 

【商船三井:9104】高配当の日本株!実際に保有してみた投資実績と特徴を解説

こちらは実際に届いた商船三井の優待です。

ワンナイトクルーズから世界一周まで国内外のクルーズが楽しめる客船「にっぽん丸」と、国内フェリーサービス「さんふらわあ」の割引クーポンチケットがそれぞれもらえました。

割引料金で安く利用できるので船旅が好きな人にはありがたい優待ですね。

 

追記

2023年5月22日に株主優待の拡充が発表されました。

上記のクルーズ優待券に加えて「3月末時点で300株以上を2年以上保有する株主」には3,000円相当のカタログギフトが贈呈されるとのこと。

カタログギフトが欲しい方は300株を購入する必要があります。

 

商船三井株のデメリット

商船三井(9104)の特徴

 

商船三井株のデメリット

  • 業績変動リスク
  • 配当性向が低い
  • 長期保有には向いていない

 

⓵:業績変動リスク

商船三井の株価の推移

 

商船三井株は不安定な銘柄と言われています。

これまでの株価の推移は、2年ほど前から順調に右肩上がり。

しかしさらに過去から見てみると、急上昇や大きく下落した時期があったことも分かりますね。

 

どんな会社でも業績が変動するリスクはありますが、商船三井のような海運株は外交問題の影響や景気に左右されやすい銘柄とされています。

また「バルチック海運指数」と呼ばれる世界の運賃指数の影響で海運会社の株価も合わせて変動します。

そのほかの変動リスクの要因としては

  • 国家同士のもめ事による航路の制限
  • 経済成長や物流の鈍化による運賃の下落
  • 造船しても景気下降で需要が減り供給過多

などがあげられます。

好調な時は大きく利益が出る高配当株ですが、業績が下がれば配当金も下がる可能性がある銘柄と言えますね。

 

商船三井株のデメリット:業績変動リスク

560円だった年間配当金ですが、2023年4月28日に発表された決算短信によると2024年度の年間配当金額は大きく減配し180円の予想値となっています。

それでもまだ高配当ではありますが、やはり変動の大きな銘柄と言えます。

 

②:配当性向が低い

配当性向とは、会社の当期純利益のうち配当金にどのくらい充てたかの指標のこと。

配当性向の数字が高いほど配当金額も高くなりやすいです。

 

年度配当性向
2019年3月20%
2020年3月23.8%
2021年3月19.9%
2022年3月20.3%
2023年3月25.4%
2024年3月30.4%

商船三井の過去の配当性向はだいたい25%以下、2021年度の配当性向は20.3%です。

つまり100万円もうけても約20万円しか配当金がもらえないということ。

配当性向の目安は30%前後と言われているので、投資する側からするともう少し高いほうが嬉しいですね。

商船三井の配当方針で「2022年度は配当性向25%を予定し、その後は見直しを検討する」とされているので、今後また下がる可能性もありそうです。

 

ただし、一般的に配当性向が低い会社は内部にしっかり資金を蓄えているので設備投資などに資金を回しやすく「今後の成長に期待できる」とも言われています。

配当性向が低いという点はデメリットでもありますが、余力が残っているというメリットとして考える意見も多くあります。

 

③:長期保有には向いていない

デメリット⓵とも重なりますが「商船三井は業績が不安定で長期保有には向いてない」という意見も多いんです。

株価や業績もアップダウンがあるので、一時的に調子が良くても安心はできません。

 

商船三井の売上高の推移

実際に利益は一時的に爆増していますが、図のように売上高はゆるやかに下降している状態です。

もちろん永遠に安定している株などないですし、実際に長期保有している個人投資家もたくさんいます。

ただしリスクを考えると短期での保有がオススメと言われている銘柄です。

 

商船三井株の口コミ・評判

商船三井株の口コミ・評判

 

商船三井株の口コミ・評判

  • 大金がもらえる
  • 純利益が爆上がり
  • 3社統合事業「ONE」が売上の柱

 

掲示板やSNSなどの書き込みから3つピックアップしたので紹介していきます。

 

⓵:大金がもらえる

やはり一番多かったのは「持っているだけで大金がもらえる」など高配当が嬉しいという口コミ。

保有しているだけで配当金がもらえるのは商船三井の株でなくても同じです。

ただしもらえる配当金額は多いので、保有株数と業績によっては大金がもらえますね。

 

②:純利益が爆上がり

商船三井の純利益の推移

 

2021年度の純利益は、7,088億と過去30年分の利益をたった1年でただき出したため日本の純利益ランキングで過去最高の9位という結果でした。

主な好調の要因としては「海運3社合同のコンテナ事業(ONE)が爆益だったこと」「鉄鉱石などの原材料を運ぶドライバルク船の好調」などが挙げられます。

爆上がりした純利益に合わせて配当金も上がりましたが、今後は減益するとも予想されています。

 

③:3社統合事業「ONE」が売上の柱

「ONE(Ocean Network Express)」とは、日本国内トップ3と言われる海運会社「日本郵船」「商船三井」「川崎汽船」の3社が合同で設立した定期コンテナ船事業の会社です。

海外大手船社の統廃合などの波もあり、ライバル同士である日本の大手海運3社が手を組んだわけですね。

持ち株比率はそれぞれ

  • 日本郵船:38%
  • 商船三井:31%
  • 川崎汽船:31%

となっています。

 

定期船事業のONEは世界シェア第6位となっており、現在のところは売り上げが好調。

世界のコンテナの9割が作られている中国のコンテナ製造量が減少したことによるコンテナ不足からの運賃上昇も理由の一つです。

3社の売上の中では、ONEのコンテナ事業が重要な柱となっています。

ただし今後も続くかは、世界情勢やバルチック海運指数の単価によって変動がありそうですね。

 

商船三井(9104):基本情報

商船三井(9104):基本情報

 

商船三井(9104):基本情報

会社名株式会社商船三井
株価4,569円 *2024年7月22日時点
売上高連結:1兆6,279億円
営業利益連結:1,031億円
総資産連結:4兆1,205億円
従業員数連結:8,547名
発行済株式総数361,885,833株
資本金654億35万1,028円
決算期3月31日
本社所在地〒105-8688 東京都港区虎ノ門
業種海運

売上高や営業利益は2024年3月決算短信より

商船三井は日経平均株価の225構成銘柄の一つに選定されています。

分かりやすく言うと、日本の経済において重要な株ですよということ。

 

また、商船三井は年に2回(9月の中間配当と3月の期末配当)配当金がもらえます。

配当金を受け取るためには「この日に保有しておかないといけない」という配当権利付き最終日があるのでチェックしていきましょう。

 

中間配当期末配当
配当権利付き最終日9月28日3月29日
配当落ち日9月29日3月30日
配当金の権利確定日9月30日3月31日

それぞれ権利付き最終日だけでなく「権利確定日」「配当落ち日」もチェックしておきましょう。

例えば、3月の期末配当が欲しい場合は3月29日までに保有しておく必要があります。

 

【高配当の商船三井株:9104】メリット・デメリット!実際の投資実績と口コミを解説:まとめ

【商船三井:9104】高配当の日本株!実際に保有してみた投資実績と特徴を解説:まとめ

 

では商船三井株(9104)についてポイントをおさらいします。

 

商船三井の個人的評価

項目評価
配当金4.5点
配当利回り4点
安さ4点
株主優待3.5点
長期保有3.5点

 

投資実績

購入額1,043,598円(300株)
評価額1,433,000円
株価4,810円
配当金180円
配当利回り3.74%
PER8.1倍
PBR0.74倍
累計配当金額137,000円
配当権利確定月9月・3月
優待クルーズ船割引券・国内フェリー割引クーポン、カタログギフト
保有期間1年10ヶ月

*2024年7月23日時点

 

メリット・デメリット

メリットデメリット
高配当業績変動リスク
自己資本比率40%超え配当性向が低い
株主優待でクルーズ船に安く乗れる長期保有には向いていない

 

口コミ・評判

  • 大金がもらえる
  • 純利益が爆上がり
  • 3社統合事業「ONE」が売上の柱

 

商船三井は高配当株として必ず名前があがる人気の代表的銘柄。

ただし業績が不安定だという意見も中にはあります。

個人的にはかなりの含み益が出ていて配当金も多くもらえる銘柄だと感じているので、状況を見ながら長期的に保有していく予定です。

 

商船三井(9104)を扱っていて、無料で口座開設できる証券会社

証券会社特徴
松井証券手数料が安い/取引ツール内容が充実
マネックス証券毎日積み立て可/高機能トレードツール
SBI証券クレカ積立の還元率が高い/手数料が安い
楽天証券手数料が安い/楽天ポイント貯まる・使える

 

 

 

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