和歌山を代表する世界遺産の観光スポット「那智の滝・那智大社」について知りたい方は必見。
きれいな景色や意外とガッカリした事実、正直な感想などを写真と一緒に解説します。

記事の内容
- 那智の滝
- 熊野那智大社
- 青岸渡寺
- 道の駅:なち
- 基本情報
那智の滝や那智大社の観光でどこを見るべきなのかが分かりますよ。
那智の滝と周辺観光
- 入場料や拝観料がかかる
- 歴史を感じられる青岸渡寺
- 那智の滝は遠くから見た方が絶景
使ったお金
- 駐車場:500円
- 拝観料:300円
- 参入料:300円
- 那智の黒飴:620円
目次
那智の滝
道の駅くしもと橋杭岩から車で40分、「那智の滝第一パーキング」に到着。
車を停めて那智大社の方へと歩きました。
那智大社の敷地内には「那智大社の本殿」「飛瀧神社の那智の滝」「那智山」があります。
最初は「那智の滝」を見るため敷地内の「別宮:飛瀧神社」へと向かいました。
那智の滝を見た正直な感想
- 滝を見るだけなのにお金がかかる
- 近くで見てもあまり迫力は感じない
- 遠く(三重塔)からの眺めの方が絶景
那智の滝は、那智原始林にある「那智四十八滝」の中の一つの滝で世界遺産や国指定名勝に認定されています。
また、落下前に三筋に分かれるので「三筋の滝(みすじのたき)」とも呼ばれているんです。
那智の滝のそばに行くため133段の石段を下りていきます。
一段ずつ高さがあるので、膝の悪い方には少し過酷かもしれません。
階段を登るときもそれなりに疲れました。
那智の滝を近くで見るには「御瀧拝所舞台」へ入る必要があり、参入料300円がかかります。
また「延命長寿の水」と言われている瀧つぼの水を飲むこともできますが、飲むためには盃を100円で購入する必要があります。
ぶっちゃけ近くで見ても、滝の迫力はそこまで感じませんでした。
「え…これが那智の滝?」というのが正直な感想。
ちなみに「御瀧拝所舞台」で眺めていると、霧のような水しぶきがかかりますよ。
那智の滝
- 幅13m
- 高さ133m
- 滝つぼの深さ10m
「日本の滝百選」にも選ばれている那智の滝は、別名「一の滝」とも呼ばれる日本三大名瀑の一つでもあるんです。
また、約1300年前から滝行も行われてきたそうですよ。
那智の滝は「那智大滝」と言われることもあり、飛瀧神社の御神体でもあります。
ちなみに、火山の噴火や地質変動により約1400万円前に形成されたと言われています。
個人的な感想ですが、那智の滝は近くで見るより遠くから眺める方がいいなと感じました。
青岸渡寺後方にある三重塔から見る那智の滝は絶景スポットとして有名で、記念写真を撮るべき撮影ポイントとしてもオススメです。
ちなみに、三重塔の内部では「千手観音菩薩」「阿弥陀如来」などが見学できますが、入るためには拝観料が300円かかります。
熊野那智大社
那智の滝がある飛瀧神社から徒歩15分ほどで那智大社の本殿に到着。
熊野那智大社の見どころは、個人的には「趣きのある朱色」「いい運動になる467の石階段」「宝物殿」です。
写真は鳥居までの階段ですが、全部で467段ある石段を登ってくるのはけっこう疲れるという意見が多いようです。
熊野那智大社は、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社)のうちの一社です。
2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部としてユネスコ世界文化遺産に認定されました。
那智大社では御朱印や、少し大きめサイズの御朱印帳も手に入れられます。
こちらは天然記念物にも指定されている「那智の大楠」と呼ばれる大木です。
ジブリ映画に出てきそうですね。
樹齢850年と言われる那智の大楠の幹には大きな穴があり「胎内くぐり300円」と書いてありましたが、くぐり抜けるだけなので遠慮しました。
那智大社では、宝物殿の入場料300円だけお金を使いました。
青岸渡寺
那智大社から歩いて「那智山青岸渡寺」に到着。
青岸渡寺の見どころは「歴史を感じる建物」「味のある世界遺産の石碑」「三重塔」です
青岸渡寺の後方にある三重塔から見る那智の滝が絶景と聞いてやってきました。
世界遺産の石碑がどんと構えている青岸渡寺は、天台宗の寺院で西国三十三所観音霊場の第一番札所なんです。
観光スポットとして那智の滝や那智大社が有名ですが、青岸渡寺もなかなかの見ごたえですよ。
重要文化財である本堂は、1590年に豊臣秀吉によって再建されたなど歴史を感じました。
那智の滝、那智大社、青岸渡寺の観光を堪能し、駐車場まで歩きながら帰りました。
途中にお土産屋さんが並んでいたので、立ち寄って「那智の黒飴(税込620円)」を購入。
道の駅:なち
那智大社からの帰りに「道の駅:なち」にふらっと寄りました。
那智の滝や那智大社に1番近い道の駅で、車で10分ほどで到着。
敷地内には温泉入浴施設「丹敷の湯(にしきのゆ)」もあり、車中泊する場所としても良さそうですね。
JRの那智駅も隣接していて、地元の特産品やお土産屋さんもありました。
那智大社の雰囲気を感じさせるような朱色がまたいいですね。
住所 | 〒649-5314 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町浜ノ宮361-2 |
営業時間 | 9:00~22:00 |
駐車場 | 普通車50台・大型車7台 |
電話番号 | 0735-52-9201 |
那智の滝:基本情報
那智の滝の住所やアクセス方法など基本的な情報をまとめました。
住所
住所は「〒649-5301 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1」です。
地図で見るとこのあたり。
読み方
読み方は「なちのたき」「くまのなちたいしゃ」です。
ちなみに、那智山青岸渡寺は「なちさんせいがんとじ」、飛瀧神社は「ひろうじんじゃ」です。
アクセス(行き方)
「車」「電車」「バス」それぞれのアクセス方法をまとめました。
車
車の場合、那智勝浦駅から20分ほど。
もしくは、那智勝浦新宮道路の那智勝浦ICから約15分ほどです。
電車
電車の場合、最寄り駅は「紀伊勝浦駅」です。
名古屋や新大阪、京都などの大都市からは特急で行くことができますよ。
バス
バスの場合、紀伊勝浦駅から出ている「熊野交通バス」の那智山行きに乗って、25分ほどの「那智の滝前」で下車します。
駐車場
那智の滝と那智大社は、日本屈指の観光スポットなので駐車場もたくさんあります。
料金の安い順にまとめました。
駐車場 | 駐車スペース | 料金 |
和か屋本店 | 50台分 | 無料 |
大門坂駐車場 | 80台分 | 無料 |
貝岐商店駐車場 | 10台分 | 400円 |
那智の滝第一パーキング | 40台分 | 500円 |
那智の滝第二パーキング | 40台分 | 500円 |
熊野交通那智山観光センター | 70台分 | 500円 |
奥之院パーキング | 20台分 | 500円 |
神社駐車場(青岸渡寺駐車場) | 30台分 | 800円 |
補足情報
- 大門坂駐車場から那智大社までは徒歩50分ほど
- 貝岐商店駐車場はお店で食事すれば駐車料金が無料
- 那智の滝第一、第二パーキングは美山亭で割引サービスあり
入場料(拝観料)
那智の滝の参入料金は「大人300円」「小中学生200円」でペットは入れません。
また、那智大社の宝物殿の拝観料は「大人300円」「小人100円」です。
ちなみに御祈祷は5,000円からと書かれていました。
他にも三重塔や大楠などでも300円かかるなど、ちゃっかりと料金設定されています。
営業時間
那智の滝、那智大社、青岸渡寺の参拝可能時間は「7:00~16:30」です。
最終入場可能は16:00まで。
休館日
定休日はありません。
基本的には年中無休です。
電話番号
電話番号は「0735-55-0321」です。
熊野那智大社の電話番号です。
周辺の観光スポット
那智の滝周辺には観光スポットやアクティビティもあるので、旅行を満喫したい方は参考にしてみてください。
ARK Diving Shop | ダイビング・シュノーケリング体験 |
テンプルキャンプ大泰寺 | お寺での修行・座禅体験 |
大門坂茶屋 | 本格的な平安時代の着物レンタル |
これらのアクティビティは「アソビュー」から予約できます。
日本最大級のレジャー総合情報サイト「asoview!(アソビュー)」→
那智大社の周辺を自由に観光したりレジャーを楽しみたいなら車が一番便利です。
車を持っていなくても「たびらいレンタカー」で安く予約すれば大丈夫。
周辺の宿泊施設はこちらから一括検索して最安値で予約可能です。
【え!これが那智の滝?】那智大社と青岸渡寺も一緒に観光してみた正直な感想:まとめ
では那智の滝と那智大社や周辺についておさらいします。
那智の滝と周辺観光
- 入場料や拝観料がかかる
- 歴史を感じられる青岸渡寺
- 那智の滝は遠くから見た方が絶景
使ったお金
- 駐車場:500円
- 拝観料:300円
- 参入料:300円
- 那智の黒飴:620円
正直いうと、自然にできた那智の滝を近くで見たり水を飲んだり、大楠の穴をくぐり抜けるだけで料金がかかるのは残念だなと感じました。
ただし、那智大社や青岸渡寺は趣きが感じられる世界遺産なので見て損はありません。
那智の滝は近くで見るのもいいですが、三重塔から眺める那智の滝が絶景です。
和歌山観光の際はぜひ訪れてみてくださいね。
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