和歌山県にある本州最南端部の「潮岬」について知りたい方は必見。
ここでしか撮影できない絶景スポットや周辺の観光タワーなど写真と一緒に解説します。
記事の内容
- 撮影スポットは本州最南端の石碑
- ずっと眺めていたい絶景の海
- 陸繋島
- 潮岬観光タワー
- 潮岬:基本情報
本州最南端の潮岬から見る景色がどうなのか、実際に行って楽しめるのかが分かりますよ。
潮岬
- 本州最南端の石碑は見どころ
- 広がる太平洋が絶景
- もともとは島だった
使ったお金
潮岬観光タワー:お土産2,700円
目次
撮影スポットは本州最南端の石碑
紀伊半島一周の旅、本州最南端の潮岬に到着しました。
南紀熊野ジオパークセンターのすぐ隣にある「潮岬観光タワー」に車をとめて、本州最南端の石碑まで広がる芝生を散策。
ちなみに広大な芝生は「望楼の芝(ぼうろうのしば)」と呼ばれていて、広さは約10万㎡もあるんです。
歩いていると写真のような「潮風の休憩所」があり、中にはお手洗いもあります。
入ってみるとパネルが飾られていて、潮岬の歴史を知ることができます。
休憩所を通り過ぎると「本州最南端」の文字が書かれた石碑のモニュメントが見えてきます。
ちなみに海のすぐそばですが、風はかすかに吹く程度でした。
空と海と石碑、まさに絶景ですね。
和歌山県を旅行するなら絶対に行っておきたい観光スポット。
この景観はここでしか撮影できません。
石碑の前に立つと「本州の端っこまで来たんだなぁ」という実感がわいてきますよ。
潮岬周辺のエリアには「潮岬」という文字が刻まれた別の石碑もあります。
こちらでも記念写真を忘れずに撮っておきましょうね。
ちなみに本当の本州最南端は「クレ崎」という場所なんです。
クレ崎は潮岬の突出した火成岩の一帯のことです。
クレ崎
- 北緯:33度25分59秒
- 東経:135度45分45秒
ずっと眺めていたい絶景の海
本州最南端の石碑の奥には展望デッキがあり、爽快な太平洋の景色が広がります。
写真だけでは伝わりにくいですが、地球の丸さが分かるほど水平線が一望できますよ。
潮岬という本州の端っこから眺める景色はたまりません。
潮岬は陸繋島
潮岬は「陸繋島(りくけいとう)」というお話をします。
実は潮岬はもともと本州とは繋がっておらず、独立した一つの島だったんです。
それが長年の土砂の堆積などで紀伊半島と陸続きになりました。
本土から潮岬に向かって砂州(さす)が成長したんです。
ちなみに潮岬の砂州には、弥生時代の遺跡もあるそうですよ。
潮岬のように独立した島が合体した場所を「陸繋島(りくけいとう)」と言うんです。
写真の案内看板を見ると、島同士が繋がったような形が見てとれますね。
潮岬観光タワー
潮岬を訪れたら「潮岬観光タワー」も立ち寄ってみてください。
上の階には展望台だけでなくレストランなどもありますよ。
展望台に行くには「大人300円・小中学生100円」の入場料がかかりますが、大人は「本州最南端訪問証明書」を発行してもらえます。
僕は入場料のかからない1階のお土産コーナーに立ち寄り、「クジラの肉」や「うつぼの干物」など変わった商品をいくつか買いました。
ちなみに僕が行ったときは他に観光客は誰もいませんでした。
なんとなくいつか廃墟になりそうな感じです。
潮岬観光タワー
営業時間 | 8:30~16:30(12月~2月は16:00まで) |
休業日 | なし(年中無休) |
無料駐車場 | 100台分ほど |
電話番号 | 0735-62-0810 |
潮岬:基本情報
潮岬の住所やアクセス方法など基本情報から、周辺の観光スポットまでをまとめました。
住所
潮岬の郵便番号は「〒649-3502」で、住所は「和歌山県東牟婁郡串本町潮岬2877」です。
本州最南端の石碑があるのはこのあたり。
ほぼ島ですね。
読み方
読み方は「しおのみさき」です。
「しおみさき」ではありませんよ。
アクセス(行き方)
「車」「電車」「バス」それぞれのアクセス方法を見ていきましょう。
車
車で行く場合、紀勢自動車道のすさみ南ICから国道42号線と県道41号線で約30~40分ほどです。
また、串本駅からは国道42号線で約10分で着きます。
電車
電車の場合、最寄り駅はJR紀勢本線の「串本駅」となります。
串本駅はJR白浜駅から特急くろしおで約1時間。
そこからはタクシーもしくは、これから説明するバスで行くのが無難です。
バス
バスならJR串本駅から出ているコミュニティバスがおすすめ。
バスの終点が「潮岬観光タワー」なので行き方も簡単です。
駐車場
潮岬周辺にはいくつか駐車場があります。
僕が車を停めた潮岬観光タワーの大型駐車場とあわせてまとめました。
駐車場 | 駐車スペース |
潮岬観光タワー(無料) | 普通車約100台、観光バス11台 |
本州最南端駐車場(無料) | 40台分ほど |
潮岬キャンプ場の駐車場(有料) | 65台分ほど |
潮岬灯台
潮岬には和歌山県の観光名所「潮岬灯台」もあります。
潮岬灯台は明治6年に初点灯した白亜の灯台。
高さは22.5mで、らせん階段を登れば太平洋を一望できます。
また、日本の灯台50選にも選ばれていて、灯台下には資料館もあります。
ちなみに、中学生以上300円(小学生以下無料)の入場料がかかります。
営業時間
潮岬や石碑の場所は24時間いつでも行けます。
ただし、潮岬観光タワーや潮岬灯台などはそれぞれ営業時間が決まっています。
電話番号
電話番号は「0735-62-0810」です。
潮岬観光タワーにつながります。
キャンプ場
潮岬には車中泊しやすいキャンプ場もあります。
「潮岬望楼の芝キャンプ場」といい以前は無料で使えました。
しかし2022年9月時点では、小学生以上1人1,000円の清掃協力金が必要となっています。
周辺の観光スポット
潮岬の周辺には観光スポットやアクティビティもあるので、旅行を満喫したい方は参考にしてみてください。
串本海中公園水族館 | 海中水族館や海中展望塔 |
南紀パラグライダー | 絶景を見ながら遊覧飛行 |
くしもと橋杭岩 | いびつな岩のアート |
水族館やパラグライダーなどのアクティビティは「アソビュー」からお得に予約できます。
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潮岬の周辺を自由に観光したりレジャーを楽しみたいなら車が一番便利です。
車を持っていなくても「たびらいレンタカー」で安く予約すれば大丈夫。
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【本州最南端の潮岬】絶景の海や撮影スポットの石碑:まとめ
では本州最南端部の潮岬についておさらいします。
潮岬
- 本州最南端の石碑はみどころ
- 広がる太平洋が絶景
- もともとは島だった
使ったお金
潮岬観光タワー:お土産2,700円
本州の最南端部「潮岬」には、絶景の撮影スポットがありました。
潮岬観光タワーでお土産を買ったりもできるので、一人旅でも家族連れの旅行でものんびり楽しめますよ。
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