*当ブログは個別銘柄の売買を推奨するものではありません。
時価総額日本一の自動車企業銘柄「トヨタ自動車(7203)」について知りたい方は必見。
この記事では、トヨタの良いところや悪いところ、口コミなどを忖度なしで正直に解説します。
記事の内容
- 投資運用実績
- 良いところ
- 悪いところ
- 口コミ・評判
- 基本情報
トヨタ自動車の株を買うべきかどうかの判断材料として読んでみてください。
個人的には時価総額の高さと安定性から失敗しにくいと考えているので、株価下落時には買い増しを検討しつつ配当をもらいながら長期的に保有していく予定です。
トヨタ自動車の個人的評価
項目 | 評価 |
配当金 | 3.5点 |
配当利回り | 3.5点 |
安さ | 3.5点 |
株主優待 | なし |
長期保有 | 5点 |
投資実績
購入額 | 245,000円(100株) |
評価額 | 256,200円 |
株価 | 2,562円 |
年間配当金 | 1株あたり75円 |
配当利回り | 2.93% |
PER | 9.4倍 |
PBR | 0.94倍 |
累計配当金額 | 0円 |
権利確定月 | 9月・3月 |
株主優待 | なし |
保有期間 | 2ヶ月 |
*2024年10月13日時点
良いところ・悪いところ
良いところ | 悪いところ |
長期保有向き銘柄 | 円高で株価下落 |
国内1位の時価総額 | 配当利回りは高くない |
業績が安定している | 認証試験データ不正問題 |
口コミ・評判
- 長期目線でガチホ
- 自動車業界のトップ
- 今後の株価は上がる?上がらない?
トヨタ自動車(7203)を扱っていて、無料で口座開設できる証券会社
証券会社 | 特徴 |
松井証券 | 手数料が安い/取引ツール内容が充実 |
マネックス証券 | 毎日積み立て可/高機能トレードツール |
SBI証券 | クレカ積立の還元率が高い/手数料が安い |
楽天証券 | 手数料が安い/楽天ポイント貯まる・使える |
目次
これまでの投資運用実績
トヨタ自動車の株を買ったのは、歴史的大暴落があった2024年8月5日から少しリバウンドした3日後の8月8日。
1株あたり2,450円で指値が約定し100株を購入しました。
画像の2024年10月13日時点では1株2,562円に上がっていて少しだけ含み益となっています。
これまでの受け取り配当金額
合計 | 0円 |
トヨタ自動車の良いところ
トヨタ自動車株の良いところ
- 長期保有向き銘柄
- 国内1位の時価総額
- 業績が安定している
⓵:長期保有向き銘柄
個人的にトヨタ自動車株は長期保有に向いている銘柄だと考えていて
- 長期的な株価上昇
- 配当金推移の上昇
- 企業の安全性が高い
などが主な理由です。
画像は2024年9月23日時点のトヨタ自動車の月足チャートです。
直近は8月の歴史的大暴落や円高の影響で下落していますが、長期的には暴落もなく安定的に推移していることが分かります。
*トヨタの2024年3月決算報告資料より抜粋
配当金も順調に増額しながら推移しているようです。
トヨタは企業としての安全性も高く、過去10年間の自己資本比率は35%~40%台で推移。
また、2024年3月時点で総資産が90兆1,142億円、現金及び現金同等物が9超4,120億円という数字からも安全性が高いと感じるので長期保有に向いていると言えそうです。
②:国内1位の時価総額
時価総額はそのときの株価によっても変わりますが、トヨタの時価総額は国内1位です。
競合他社との時価総額を比較してランキングにしてみました。
国内自動車企業の時価総額
ランキング | 自動車企業 | 時価総額 |
1 | トヨタ | 46兆2,856億円 |
2 | ホンダ | 8兆4,965億円 |
3 | スズキ | 3兆1,693億円 |
4 | 日産 | 2兆2,923億円 |
5 | SUBARU | 2兆1,489億円 |
6 | いすゞ | 1兆5,416億円 |
7 | ヤマハ発動機 | 1兆4,152億円 |
8 | マツダ | 1兆589億円 |
9 | 三菱自動車 | 7,007億円 |
10 | 日野自動車 | 2,917億円 |
*2024年1月時点
このようにトヨタ自動車は国内で圧倒的トップの時価総額。
日本企業で初めて時価総額が50兆円をこえた時期もありました。
③:業績が安定している
トヨタ自動車は業績が安定していると言えます。
詳しく見るため、2016年度からの売上高と営業利益をまとめてみました。
売上高と営業利益の推移
年度 | 売上高 | 営業利益 |
2016 | 28兆4,031億円 | 2兆8,539億円 |
2017 | 27兆5,971億円 | 1兆9,943億円 |
2018 | 29兆3,795億円 | 2兆3,998億円 |
2019 | 30兆2,256億円 | 2兆4,675億円 |
2020 | 29兆8,665億円 | 2兆3,992億円 |
2021 | 27兆2,145億円 | 2兆1,977億円 |
2022 | 31兆3,795億円 | 2兆9,956億円 |
2023 | 37兆1,542億円 | 2兆7,250億円 |
2024 | 45兆953億円 | 5兆3,529億円 |
売上高は30兆円前後、営業利益は2兆円で推移していて大きな下落や赤字の年もなく安定していると言えそうです。
直近の2024年度は業績の伸びが大きくなっていますね。
ちなみにトヨタは、自動車事業以外にも「金融事業」「IT事業」「住宅事業」「バイオ事業」など幅広く事業展開しています。
トヨタ自動車の悪いところ
トヨタ自動車の悪いところ
- 円高で株価下落
- 配当利回りは高くない
- 認証試験データ不正問題
⓵:円高で株価下落
トヨタ自動車は為替が円高になると株価が下がりやすくなります。
なぜなら、トヨタは海外での販売台数が多く海外売上分が円ベースで減少するからです。
トヨタは為替レートに影響されやすい「為替感応度」の高い銘柄なので、逆に円安の場面では株価が大きく上昇していました。
トヨタの2024年3月決算報告資料を見ると想定為替レートは1ドル145円。
145円よりも円高が進めば業績見通しも下方修正されることが予想されます。
ちなみに、想定為替レートが1円変われば利益は400億円~500億円変わると言われています。
②:配当利回りは高くない
トヨタ自動車の2023年度通期の配当利回りは「1.98%」で、利益のうち配当金に充てる割合を示す配当性向は「20.4%」です。
この数字だけを見ると配当利回りはそこまで高くないですね。
配当利回りと配当性向推移
年度 | 配当利回り | 配当性向 |
2014 | 2.39% | 29% |
2015 | 3.53% | 28.3% |
2016 | 3.48% | 34.6% |
2017 | 3.22% | 26.1% |
2018 | 3.39% | 33.8% |
2019 | 3.38% | 30.2% |
2020 | 2.79% | 29.8% |
2021 | 2.34% | 25.3% |
2022 | 3.19% | 33.4% |
2023 | 1.98% | 20.4% |
ただし過去10年を振り返ってみると、配当利回りはだいたい3%前後で推移しているので低すぎるわけでもありません。
配当性向も30%~50%なら安心と言われている中、30%前後で推移しているので安心できる割合だと言えそうですね。
ちなみに2024年10月13日時点では、株価2,562円で配当利回りは「2.93%」です。
③:認証試験データ不正問題
2024年7月、トヨタ自動車でクルマの型式指定申請時の認証試験に関する不正問題が発覚とのニュースが話題になりました。
プリウス、レクサス、ハリアーなど合計14車種が不正の対象で、国土交通省が立ち入り検査を行い是正命令を発出。
トヨタは過去にもリコール問題などが何度かありました。
競合他社も同様の事案があり、トヨタに限らず自動車会社には今後もリコール等の問題が発生する可能性はあります。
トヨタの株を買うなら危険なリスクとして頭に入れておきたいポイントですね。
トヨタ自動車の口コミ・評判
トヨタ自動車の口コミ・評判
- 長期目線でガチホ
- 自動車業界のトップ
- 今後の株価は上がる?上がらない?
掲示板やSNSなどの書き込みからピックアップして紹介しますね。
⓵:長期目線でガチホ
「トヨタ株はガチホ(ガチ保有)」「下がっても売らずに持ち続ける」「長期的に株価が上がり続けてる」などの口コミがありました。
僕も同じ考えで、よほどのことがない限りトヨタ株は売らずに長期保有するつもりです。
日本一の時価総額や安定性が魅力的、短期目線で買うより長期目線で買う投資家が多い銘柄とも言われています。
②:自動車業界のトップ
トヨタは「世界一の自動車会社」「世界のトヨタ」と呼ばれる日本最大企業。
HP画像によると日本国内だけでなく海外26の国と地域に工場があります。
世界の自動車企業時価総額
ランキング | 自動車企業 | 時価総額 |
1 | テスラ(アメリカ) | 6,958億ドル |
2 | トヨタ(日本) | 2,638億ドル |
3 | BYD(中国) | 790億ドル |
4 | ポルシェ(ドイツ) | 755億ドル |
5 | メルセデス・ベンツ(ドイツ) | 720億ドル |
6 | BMW(ドイツ) | 711億ドル |
7 | ステランティス(オランダ) | 673億ドル |
8 | フォルクスワーゲン(ドイツ) | 645億ドル |
9 | フェラーリ(イタリア) | 633億ドル |
10 | ホンダ(日本) | 522億ドル |
*2024年1月時点
圧倒的なネームバリューとブランド力を持つトヨタ自動車の時価総額は国内トップだけでなく世界ランキングでも2位。
まさに自動車業界を牽引する企業で、高性能なトヨタ車への信頼度は高く世界でも高価格帯で販売されています。
③:今後の株価は上がる?上がらない?
トヨタの株価について「今後はどうなるの?」「順調に上がる見通し」「上がらないと予想」など両方の意見があるようです。
上がるという口コミと上がらないという口コミの内容をまとめてみました。
株価は上がる | 株価は上がらない |
積極的に自社株買いしている | 円高リスクへの懸念 |
巨大企業でさすがに暴落はない | 認証不正問題はさすがにやばい |
半導体大手TSMC熊本工場への出資などEV関連へ投資している | 伸びしろが少なく将来性が低い |
良い意見も悪い意見も両方を見て買うべきかどうか判断したいですね。
トヨタ自動車(7203):基本情報
トヨタ自動車(7203):基本情報
会社名 | トヨタ自動車株式会社 |
株価 | 2,562円 *2024年10月13日時点 |
売上高 | 45兆953億円 |
営業利益 | 5兆3,529億円 |
純利益 | 4兆9,449億円 |
総資産 | 90兆1,142億円 |
資本金 | 6,354億円 |
設立 | 1937年8月 |
決算期 | 3月 |
本社所在地 | 愛知県豊田市トヨタ町1 |
業種 | 輸送用機器 |
2024年5月発表の通期決算短資より抜粋
【トヨタ自動車:7203】長期保有したい日本最大企業!円高や不正問題で今後はどうなる?:まとめ
ではトヨタ自動車(7203)についてまとめます。
トヨタ自動車の個人的評価
項目 | 評価 |
配当金 | 3.5点 |
配当利回り | 3.5点 |
安さ | 3.5点 |
株主優待 | なし |
長期保有 | 5点 |
投資実績
購入額 | 245,000円(100株) |
評価額 | 256,200円 |
株価 | 2,562円 |
年間配当金 | 1株あたり75円 |
配当利回り | 2.93% |
PER | 9.4倍 |
PBR | 0.94倍 |
累計配当金額 | 0円 |
権利確定月 | 9月・3月 |
株主優待 | なし |
保有期間 | 2ヶ月 |
*2024年10月13日時点
良いところ・悪いところ
良いところ | 悪いところ |
長期保有向き銘柄 | 円高で株価下落 |
国内1位の時価総額 | 配当利回りは高くない |
業績が安定している | 認証試験データ不正問題 |
口コミ・評判
- 長期目線でガチホ
- 自動車業界のトップ
- 今後の株価は上がる?上がらない?
時価総額日本一を誇る世界的企業のトヨタ自動車。
国内だけでなく海外にも幅広く自動車事業を中心に展開していますが、円高による株価下落リスクなど懸念点もあります。
個人的には銘柄としての安全性は高いと考えているので、株価下落時は買い時ととらえて買い増しを検討しつつ配当をもらいながら長期保有していく予定です。
トヨタ自動車(7203)を扱っていて、無料で口座開設できる証券会社
証券会社 | 特徴 |
松井証券 | 手数料が安い/取引ツール内容が充実 |
マネックス証券 | 毎日積み立て可/高機能トレードツール |
SBI証券 | クレカ積立の還元率が高い/手数料が安い |
楽天証券 | 手数料が安い/楽天ポイント貯まる・使える |
日本個別株:関連記事
関連カテゴリー